世界に希望を生み出そう:会長テーマロゴの意味

2023-24年度テーマのロゴ

今年1月の国際協議会でゴードン・マッキナリー会長エレクトが発表した2023-24年度の会長テーマは、「世界に希望を生み出そう」。

このテーマを選んだ理由について、マッキナリー氏は次のように述べています。「私たちの目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すこと。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります」

テーマの発表と同時に、テーマロゴのデザインも公表されました。ロゴにあしらわれた3つのダイナミックな図形は、水滴のようにも、そよぐ風のようにも見えます。カラフルなグラデーション(紺色~薄い紫色、濃い赤~鮮やかな紅色、オレンジ色~明るい黄色)からは、太陽の光が連想されます。

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海賊に襲われた家族をロータリーのネットワークが援助

寄稿者:ヴィンス・ディカロリス( 米国ワシントン州、ベーンブリッジアイランド・ロータリークラブ会員)

私たちがロータリーに入会する理由はさまざまです。地域社会に貢献するため、親睦を味わうため、発展途上国の人びとを支援するため、などです。しかし、入会後も会員であり続ける理由は、必ずしもそれと同じとは限りません。

私がこれからもずっとロータリー会員であり続ける理由となった、最近のある体験についてご紹介します。

会員の娘夫婦を海賊が襲撃

クリスさんとコーリーさん。ペットの子犬ステラと。

3月末、私は同じクラブの仲間であるボブ・バランスキさんから連絡を受けました。明らかに狼狽した様子のボブさんは、ヨット生活をしている娘のコーリーさんとその夫クリスさんが、パナマのペルラス列島に停泊中、銃となたを持った4人組に襲われたと言いました。パナマ運河の通航許可が下りるのを待っていたときのことだそうです。

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多様性・公平さ・インクルージョンを推進するヤングリーダーたち

~2022年インターアクト賞入賞者の紹介

世界では50万人近いインターアクターが学校や地域社会で奉仕プロジェクトを行い、「超我の奉仕」を実践しています。このようなインターアクターの貢献を称えるため、ロータリーでは毎年、インターアクトクラブのプロジェクトをとらえた写真、ビデオ、エッセイ(小論文)による「インターアクト賞」を実施しています。「最優秀ビデオ」「最優秀写真」「最優秀エッセイ」の各部門の入賞クラブには、今後のプロジェクトに充てるための賞金が授与されます。

2022年からは、インターアクト賞のサイトが初めて日本語で利用可能となり、作品を日本語で提出できるようになりました。日本のインターアクターの皆さんも、2023年インターアクト賞を目指してみませんか。応募の受付は今秋に開始される予定です。(※動画の場合は英語の字幕をつけることが奨励されていますが、必須条件ではありません。)

2022年インターアクト賞では、インターアクターが「多様性・公平さ・インクルージョン」を奉仕プロジェクト、クラブ、地域社会でいかに推進したかをテーマとする作品を募集し、動画170点、写真58点、エッセイ72点の応募がありました。各部門の入賞作品とクラブを以下にご紹介します。

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ロータリアン国際スキー親睦活動グループで初の日本大会を開催

寄稿者:吉田弘和(東京麹町ロータリークラブ会員、第2580地区ロータリー財団部門長、ロータリアン国際スキー親睦活動グループ日本会長)

スキーを楽しみながら奉仕も実施

ロータリー親睦活動グループ(Rotary Fellowships)は 趣味やスポーツの愛好家が国をまたいで親睦を深める活動で、世界に100以上のグループあります。そのうちの一つ、40 年の歴史を誇るグループ「ロータリアン国際スキー親睦活動グループ (International Skiing Fellowship of Rotarians)」(以下ISFR)では、今回初めて日本での大会開催が実現しました。2月11日~18日の1週間 日本を代表するスキーリゾート、ニセコに、国内外から60名を超えるロータリアンが結集しました。

もともとは、ISFR世界会長のアリソンさん(米国アイオワ州、エイムズ・ロータリークラブ所属)との個人的な縁がきっかけで検討が始まり、第2580地区(東京・沖縄)の嶋村ガバナーと第2510地区(北海道)の石丸ガバナー(両者とも当時はガバナーエレクト)の交流でニセコ開催が決まったものです。倶知安ロータリークラブはじめ第2510地区の皆さまの絶大なご協力の下、感動的な1週間が実現しました。

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