寄稿者:小松 洋(2022-23年度ロータリー財団グローバル補助金奨学生)
今日、障害を持つ人びとの参加を重視するスポーツイニシアチブへの関心が高まっています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)は、持続可能で回復力のある社会を構築する上で、インクルーシブかつ公平な教育の質が重要であるとしています。
世界銀行によると、世界の人口の約15%が何らかの障害を持っており、発展途上国ではその割合がさらに高くなっています。国連はまた、障害者の3分の1が差別を経験していると報告しています。ジンバブエでは、人口の約7%、約90万人が障害を持っていると報告されています。2000年以降、世界的に「スポーツを通じた平和と開発」の理念が広まり、ジンバブエでもスポーツが人びとをつなぎ、インクルーシブな環境を創出する手段として実践されています。
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