By アシュリー・デンマ(国際ロータリー ソーシャル&デジタルスペシャリスト)

国際ロータリーがインスタグラムのストーリーを使って投稿したコンテンツ。
ロータリー本部のソーシャルメディアチームは、ロータリーを多くの人に紹介し、そのストーリーを伝えるためにソーシャルメディアを活用するクラブが増えていることを嬉しく感じています。ソーシャルメディアのめまぐるしい変化に追いついていくのが大変なことは、私たちもつくづく感じています。
そこで、国際ロータリーで最近活用しはじめた新しいツール、インスタグラムの「ストーリー」(または「ストーリーズ」とも呼ばれる)機能をご紹介したいと思います。これは、クラブでも写真、動画、テキストを含む独自の投稿を楽しく発信できる方法です。投稿は24時間後に削除されますが(スナップチャットと同じ)、投稿を「ハイライト」に追加すれば保存できます。ストーリーは、通常のフィード投稿よりもエンゲージメントが多い傾向があるため、クラブの広報ツールとして最適です。
以下に、ストーリー機能の使い方をご説明します:
まず、スマートフォンでインスタグラムのアプリを開きます(まだアプリをインストールしていない場合は、Appleのアプリストア、アンドロイド用のGoogle Play、Windows Phone Store用のアプリをダウンロードしてください)。
スクリーン上部のカメラのアイコンまたは自分の「ストーリー」をタップします。
カメラロールから写真や動画を選ぶ(スクリーン下のアイコン)か、カメラアイコンをクリックして新たに撮影します。画面の下のほうでさまざまな撮影タイプを選ぶことができ、通常の撮影のほか、Rewind(動画を逆再生)、Boomerang(再生・逆再生を繰り返す短い動画)といった機能もあります。
これらの機能を使い、楽しくクリエイティブな投稿を作成してみましょう。Boomerangは、ループ動画をつくるのに最適です。例えば、アーチェリー場で矢を放つ瞬間をBoomerangで撮影した場合、矢が弓から離れたり戻ったりするユーモアのあるループ動画がつくれます。
コンテンツの編集が終わったら、右上にある四角い顔のアイコンをクリックし、ストーリーの投稿をさらに興味深いものにするための追加機能を使うことことができます。皆さんもぜひ試しに使ってみてください:
- アンケート:フォロワーに投票してもらえるツールです。国際ロータリーでは、最近のストーリーで、ロータリアンの親睦活動グループのさまざまな種類(サーフィン、ヨガ、サイクリング、チェスなど)の中から一番興味のあるものをフォロワーに投票してもらいました。
- 質問:フォロワーから意見や感想をもらうのに最適です。国際ロータリーでは、バリー・ラシン会長とのライブインタビューの前にこの機能を使い、インタビューで会長に尋ねたい質問をフォロワーから募りました。
- GIF:国際ロータリーでは、特に写真に動きを与えるためにGIFを活用しています。例えば、Miles to End PolioのストーリーにGIFを使えば、サイクリングの写真に動きを与えることができます。
- カウントダウン:ロータリー国際大会、地区大会、次の例会など大きなイベントに向けたカウントダウンを使うことで、フォロワーに高揚感を与えることができます。私の場合、国際大会が始まる6月1日に向けたカウントダウンで、大会開幕までの残り日数を自動的に表示させています。
- ハッシュタグ:ロータリー公共イメージキャンペーンの一環として、ストーリーには必ず「#peopleofaction」のハッシュタグを入れましょう(日本語は「#世界を変える行動人」)。私たちソーシャルメディアチームは、このタグの入ったクラブの投稿を探してリポスト(再投稿)しています。ハッシュタグがなければ、どんなに素晴らしい投稿でも国際ロータリーで見つけることができません
ソーシャルメディアの醍醐味は、何といっても「楽しさ」「面白さ」です。これらの新しい機能を試すことで、フォロワーがどう反応するかを見てみてはいかがでしょうか?
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