バーチャルなRYLAで若者をつなぐ

寄稿者:ジュリアナ・コレドール・ゴンザレス(ラテンアメリカ・ロータリーEクラブ会員)

ラテンアメリカで初となる「E-RYLA」は、100%オンラインで例会を開いているラテンアメリカ・ロータリーEクラブとラテンアメリカEローターアクターにより開始されたイニシアチブです。5月の3回の日曜日に、それぞれ4時間ずつ、Zoomでのセミナー形式で実施されます(※編集者注:このブログは5月19日にRotary Servicein Actionのブログに英語で掲載されたものです)。

このE-RYLAの企画がうまく行ったのは、プロセスの全段階で若い人たちに参加してもらったおかげです。プログラムの企画、パネリスト探し、広報用の画像やコンテンツづくりなど、若い人たちが主体となって、若い人たち向けのイベントを企画したのです。

参加するローターアクト会員の多くは、コミュニケーション、デザイン、マーケティング、ITといった分野の優れたスキルをもち、社会で活躍しています。そのことも、質の高い魅力的なメッセージを若い世代に発信する上で役立ちました。バーチャルなイベントの企画にあたっては、これらのローターアクターの革新的なアイデアと新しいテクノロジーがとても貴重でした。

企画チームには、さまざまな職業のロータリアンも含まれています。これらのロータリアンは、時間とスキルを捧げて、この取り組みやローターアクターの活動を支援することを承諾してくださいました。私たちにとって、こうした経験のすべてが、学び、協力する素晴らしい機会となっています。

E-RYLAの実現には、その内容がバーチャルであること、テクノロジーが必要とされること、企画チームのメンバーや協力者の方々の時差や物理的距離など、多くの課題が伴います。しかし、全員の貢献、そしてロータリーに対する献身と熱意があれば、イベントを成功させることは可能です。参加登録者の数は、現在までに30カ国から900人以上に上っています。

イベントはスペイン語で行われます。さまざまな国の著名なロータリアンたちによる寛大なご支援のおかげで、参加登録費を無料とすることができました。もし有料イベントだったら参加できなかったかもしれない若者たちにも、参加のチャンスを与えることができるのです。

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イベントでは、世界的に活躍するパネリストたちに登場してもらい、意思決定を成功させる秘訣、戦略的思考、感情のコントロール、起業、プロジェクトなど、幅広いトピックについて語ってもらいます。パネリストの中には、とても若い人もいます。

若者のリーダーシップに焦点を当てたイベントでは、若者同士が意見を交換したり、異なる国の人と友だちになったりする機会をもつことが大切です。新型コロナウイルスの流行という現状においては、特にそう言えるでしょう。

私たちのE-RYLAの目標は、「若者をつなぐ」ことです。詳しくは、ウェブサイトFacebookのページをご参照ください。

【関連情報】
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>> RYLAを企画してみようとお考えの方へ(会員向け情報)

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