適応力を高める

行動計画シリーズその4:スコットさんにお聞きしました

Q. 適応力を高めることが、なぜ行動計画の優先事項の一つなのでしょうか。

スコット:誰でも、またどの組織でも、もっと大きな社会的インパクトをもたらそうとしています。ロータリーが影響力のあるリーダーとなり、パートナーとして求められる大きな機会が訪れていますが、変化のスピードが早い今の時代をリードするには、敏捷(びんしょう)さや時代との関連性を備えた組織となる必要があります。

Q. どのような課題がありますか。

スコット:ロータリーは、クラブや地区がばらばらに活動しており、しかも階層的です。そこにあるのは、チームではなく、規則、役員、役職、委員会です。管理層が多ければ多いほど、実際の活動から離れてしまいます。

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参加者の積極的なかかわりを促す

行動計画シリーズその3:オウォラビさんにお聞きしました

Q. 「参加者の積極的なかかわりを促す」とは、どのような意味ですか。

オウォラビ:簡単に言えば、人びとがロータリーへの参加方法を見つけてくれるとただ期待するのではなく、こちらから歩み寄って参加を促すことです。「どうぞお越しください」と言うだけでは十分ではありません。参加者中心のアプローチとは、もっとずっと積極的なものです。

Q. 行動計画において、参加者の積極的なかかわりを促すことはなぜそれほど重要なのですか。

オウォラビ:私はロータリーで、活動に参加し、新しいスキルを学び、リーダーシップを発揮する多くの機会に恵まれました。しかし、多くの人は、ロータリーの活動に参加する時間的余裕がないと感じています。ロータリーが会員維持の課題を抱えていることは、皆さんもご存知だと思います。

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参加者の基盤を広げる

行動計画シリーズその2:ハリデイさんにお聞きしました

Q. ロータリーの行動計画は、参加者の基盤を広げることを呼びかけています。単に会員数を増やすというだけではなく、会員基盤についてどのようにもっと幅広く考えることができるでしょうか。

ハリデイ:これまでは会員数の目標、つまり「何名が入会したか?」に主な焦点を置いてきました。しかし、ロータリーが強く、効果的となり、次世代のリーダーを育てたいと願うのであれば、もっと多くの人を歓迎し、その後もずっとロータリーが居心地の良い場所であると感じてもらえるようにする必要があります。これは、もっと多様でインクルーシブ(包摂的)になり、すべての人に公平な機会を与えなければならないことを意味します。

Q. ロータリーが参加者の基盤を広げる上で、多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)が重要なのはなぜですか。

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より大きなインパクトをもたらす

~行動計画シリーズその1:ツスビラさんにお聞きしました

Q. 行動計画は「より大きなインパクトをもたらす」ことを私たちに求めています。どうすればそれを実行できるでしょうか。

ツスビラ:たとえ話でご説明しましょう。就学年齢のお子さんがいれば、学校での成績や試験でよい結果を出してほしいと思うのは当然です。しかし、親として、子どもの長期的な将来も考える必要があることを知っています。自分の子はどんな大人になるだろうか?親がいなくなった後、社会にどのように貢献していくのだろうか?

真のインパクトとは、プロジェクトでの私たちの活動をはるかに超えて続いていくものです。私たちが去った後もずっと持続していきます。

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