~有田ロータリークラブ創立60周年記念事業として「まちづくりサミット」を開催~
寄稿者:上野山 栄作(2018-19年度有田ロータリークラブ会長)
私はロータリー活動とは別に、地域のまちづくりにかかわっています。「まちづくり」の定義は難しいですが「住んで楽しいまちになるための行動」と私は考えています。行政ではなく民間が主体となり、いわば「自分たちが楽しくて行なっている」取り組みが、結果的にそこに住む人びとを豊かにしている。それが各所に多数あって連鎖が生まれることが大切だと考えています。
私の場合、5年前より行政に働きかけ、アメリカ・オレゴン州ポートランド市と有田川町をまちづくりのために連携させることから始まり、市民団体を発足しました。以来、多くのことを学び、現在ではポートランドと有田川の民間同士での連携が進み、文化交流や共同事業を行なっています。そのような活動を行なっていると、自ずと仲間が増えてきます。仲間が仲間を生んで相方向へと波及し、少しずつ地域が輝いていくことを実感できるのです。 続きを読む