LGBTQ+の人びとが参加しやすいクラブづくりを

~「多様性・公平さ・開放性(DEI)」シリーズ第3回

寄稿者:グラント・ゴディノ(LGBTと仲間のロータリアン親睦活動グループ会長エレクト、Strathmoreロータリークラブ[オーストラリア]会員)

LGBTQ+(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、クエスチョニング、ジェンダー多様性)の人たちが参加しやすいロータリーについて私がアイデアや意見や事例を話すと、多くのリーダーがこう言います。「うちのクラブ/地区の会員はいい人ばかりで、悪い人はいない。だから問題ないだろう?」と。また、「なぜロータリーがそんな政治的なことをしているのか」とか「私の地元にはゲイはいない」といった言葉も耳にします。

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中核的価値観としての「多様性」

ホルガー・クナークRI会長とのインタビュー/「多様性・公平さ・開放性(DEI)」シリーズ第1回

By デイブ・キング(RIBI『Rotary』誌編集者)

「もちろん、これからの10年がどうなるかは誰にもわかりませんが、どうなろうと、私たちが果たすべき特別な責任を常に意識しなければなりません。なぜなら、ロータリーで私たちは公平さ、寛容、平和という価値観を信じているからです。今まさに、世界各地で『寛容』の重要性が高まっています。ロータリーとは政治的な団体ではなく、これからもそうあってはなりませんが、明らかに間違ったことがあれば、目を背けることはできません。ロータリアンは沈黙してはなりません。私たちは、ロータリーの価値観と「四つのテスト」を身をもって示します。私たちの真価は、結果だけでなく、態度で試されるのです」 ホルガー・クナーク(2020年1月24日)

2020-21年度RI会長ホルガー・クナーク氏。ドイツ、ラッツェルブルグの自宅前にて。

今年はじめ、サンディエゴ(米国)で開かれた国際協議会の講演で、ロータリー会長エレクトだったホルガー・クナーク氏がこう語ったとき、その3カ月後にこれらの言葉がいかに予言的なものとなるかを知っていた人はいませんでした。

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