ロータリーブランドの構築が大切な理由

By リズ・シアム(国際ロータリー ブランド担当スタッフ)

正しいロータリーロゴの使用例。クラブや地区が使用する場合は、必ずクラブ名や地区名を入れる。

ブランドを専門とする職業柄のせいか、いたるところでロータリーのロゴが目につきます。職業病と言ってもいいかもしれません。私の子どもたちさえ、どこに行ってもロータリーの標識をすぐに見つけます。昨年、故郷の町でロータリーのイベントに出席したときも、ロゴの使われ方がどうしても気になってしまいました。

まず、出席者を歓迎するバナーには、クラブ名が正しく入ったロゴが使われていたのでホッとしました。ところが、ほかのバナーには、ロータリーの歯車がホットケーキとして描かれていました。また、テントの中には、今は使われていない古いロゴの入った大きなバナーが掲げられていました。私を出迎えてくれたクラブ会員の方々は、古いロゴのついた揃いのポロシャツを着て、クラブ名入りの新しいロゴが印刷されたパンフレットを来場者たちに配っていました。五つの手段でロータリーをアピールしながら、そのそれぞれで異なるロータリーのロゴを使っていたのです。これには戸惑いました。

なぜこれが問題なのでしょうか。

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「ロータリー」というブランドを守る

Rotary Voices photo

Amanda Wendt

By Amanda Wendt
(メルボルン・ロータリークラブ会員)

私は先日、テレビ番組でパプアニューギニアに住むある女性のことを知りました。彼女の顔は変形していて食事や会話が困難だったのですが、ロータリアンが支援する外科手術によって人生を変えることができました。

私はこの話を広めずにはいられませんでした。この活動に貢献したチームを称え、自分自身ロータリアンであることをどれほど誇らしく感じたかを伝えたかったからです。

多くのロータリーの友人が私と同じように感じたことでしょう。地元または世界中のロータリアンが変化をもたらす活動を実現したとき、私たちは共に誇りに感じることができます。この出来事は、自尊心とその価値を守ることの尊さ、そしてそれを多くの人に知ってもらう方法がある、ということを教えてくれました。 続きを読む