By リズ・シアム(国際ロータリー ブランド担当スタッフ)

ブランドを専門とする職業柄のせいか、いたるところでロータリーのロゴが目につきます。職業病と言ってもいいかもしれません。私の子どもたちさえ、どこに行ってもロータリーの標識をすぐに見つけます。昨年、故郷の町でロータリーのイベントに出席したときも、ロゴの使われ方がどうしても気になってしまいました。
まず、出席者を歓迎するバナーには、クラブ名が正しく入ったロゴが使われていたのでホッとしました。ところが、ほかのバナーには、ロータリーの歯車がホットケーキとして描かれていました。また、テントの中には、今は使われていない古いロゴの入った大きなバナーが掲げられていました。私を出迎えてくれたクラブ会員の方々は、古いロゴのついた揃いのポロシャツを着て、クラブ名入りの新しいロゴが印刷されたパンフレットを来場者たちに配っていました。五つの手段でロータリーをアピールしながら、そのそれぞれで異なるロータリーのロゴを使っていたのです。これには戸惑いました。
なぜこれが問題なのでしょうか。
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