クラブ推進の強い味方:ブランドリソースセンター

ロータリーのブランディング、推進、広報に役立つ情報や素材を一カ所で見つけることのできる便利なサイトがあることをご存知ですか?ロータリーのブランドリソースセンターには、クラブや地区のロゴ、推進用資料、広報資料、SNS投稿コンテンツの作成用テンプレート、ブランド要素のガイドライン、写真・動画・グラフィックのダウンロードなど、ありとあらゆるリソースがそろっています。

最近リニューアルされ、My ROTARYにログインしなくても利用が可能になりました。さらに、サイト全体が再構築されてリソースが前よりもずっと探しやすくなっています。今回は、ブランドリソースセンターの各セクションをご紹介します。

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街の新たな看板でロータリーをアピール

By: エバ・パーマー、第7280地区ガバナー補佐(米国ペンシルバニア州)

私たちのクラブは、地域に根差した活動を実施し、ロータリーについて広く人びとに伝えることにコミットしています。クラブの戦略計画も含め、活動のすべてにこの信念が組み込まれています。ですから、私たちが住む街オイル・シティが街の入り口に立つ看板を一新しようと考えているという話を聞いた時、私はすぐにその機会に飛びつきました。街の美化や観光支援の一環となると思っただけでなく、ロータリーを推進する機会になると考えたのです。

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ロータリーブランドの構築が大切な理由

By リズ・シアム(国際ロータリー ブランド担当スタッフ)

正しいロータリーロゴの使用例。クラブや地区が使用する場合は、必ずクラブ名や地区名を入れる。

ブランドを専門とする職業柄のせいか、いたるところでロータリーのロゴが目につきます。職業病と言ってもいいかもしれません。私の子どもたちさえ、どこに行ってもロータリーの標識をすぐに見つけます。昨年、故郷の町でロータリーのイベントに出席したときも、ロゴの使われ方がどうしても気になってしまいました。

まず、出席者を歓迎するバナーには、クラブ名が正しく入ったロゴが使われていたのでホッとしました。ところが、ほかのバナーには、ロータリーの歯車がホットケーキとして描かれていました。また、テントの中には、今は使われていない古いロゴの入った大きなバナーが掲げられていました。私を出迎えてくれたクラブ会員の方々は、古いロゴのついた揃いのポロシャツを着て、クラブ名入りの新しいロゴが印刷されたパンフレットを来場者たちに配っていました。五つの手段でロータリーをアピールしながら、そのそれぞれで異なるロータリーのロゴを使っていたのです。これには戸惑いました。

なぜこれが問題なのでしょうか。

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「ロータリー」というブランドを守る

Rotary Voices photo

Amanda Wendt

By Amanda Wendt
(メルボルン・ロータリークラブ会員)

私は先日、テレビ番組でパプアニューギニアに住むある女性のことを知りました。彼女の顔は変形していて食事や会話が困難だったのですが、ロータリアンが支援する外科手術によって人生を変えることができました。

私はこの話を広めずにはいられませんでした。この活動に貢献したチームを称え、自分自身ロータリアンであることをどれほど誇らしく感じたかを伝えたかったからです。

多くのロータリーの友人が私と同じように感じたことでしょう。地元または世界中のロータリアンが変化をもたらす活動を実現したとき、私たちは共に誇りに感じることができます。この出来事は、自尊心とその価値を守ることの尊さ、そしてそれを多くの人に知ってもらう方法がある、ということを教えてくれました。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第3回

By 国際ロータリースタッフ

「賢明で、思いやりがあり、粘り強く、行動を促せる人」と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべますか?歴史上の人物や有名人、または身近な誰かを連想しますか?

個性を打ち出す「ボイス」PoA change

これら4つの特性(賢明さ、思いやり、粘り強さ、行動を促す力)は、ロータリーの特徴を表す「ブランドボイス」(または単に「ボイス」)と呼ばれています。

ロータリーでは、クラブによってさまざまな活動が行われていますが、それを伝える際は、ロータリー全体での統一感を出すための工夫が必要となります。その統一感を生むのが、これらのボイスです。

人と同じように、組織にも性格や個性があります。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第2回

By 国際ロータリースタッフ

ロータリーのブランディング:第1回」に続き、第2回となる今回はクラブや地区でブランディングを推進する方法として、ビジュアル(視覚的要素)の活用をご紹介します。

ブランディングの強い味方「ブランドリソースセンター」Branding 2

ブランド構築の第一歩とも言えるのが、一貫したビジュアル(視覚的要素)の活用。これには、最近新しくなったロゴに加え、ブランドの指針に沿った色やフォント、効果的な写真などが含まれます。そのための素材や資料が一カ所に集められたのが「ブランドリソースセンター」です。My ROTARYのアカウントがあれば、どなたでもご利用いただけます。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第1回

By 国際ロータリースタッフ

最近、ロータリーで「ブランディング」という言葉を耳にした方も多いでしょう。35195414835_d2a41c7bcb_z「ロータリーのブランドって何?」と感じている方も少なくないはず。そんな方のために、今回はブランディングについてできるだけわかりやすくご説明します。

そもそも「ブランド」とは?

「ブランド」というと、シャネルやグッチなどの高級ブランドを思い浮かべますが、ブランドとはそれだけではありません。「ブランド」は「区別する」ために必要であり、他企業や競合団体との「差別化」に欠かせないものです。 続きを読む