多様性・公平さ・インクルージョンを推進するヤングリーダーたち

~2022年インターアクト賞入賞者の紹介

世界では50万人近いインターアクターが学校や地域社会で奉仕プロジェクトを行い、「超我の奉仕」を実践しています。このようなインターアクターの貢献を称えるため、ロータリーでは毎年、インターアクトクラブのプロジェクトをとらえた写真、ビデオ、エッセイ(小論文)による「インターアクト賞」を実施しています。「最優秀ビデオ」「最優秀写真」「最優秀エッセイ」の各部門の入賞クラブには、今後のプロジェクトに充てるための賞金が授与されます。

2022年からは、インターアクト賞のサイトが初めて日本語で利用可能となり、作品を日本語で提出できるようになりました。日本のインターアクターの皆さんも、2023年インターアクト賞を目指してみませんか。応募の受付は今秋に開始される予定です。(※動画の場合は英語の字幕をつけることが奨励されていますが、必須条件ではありません。)

2022年インターアクト賞では、インターアクターが「多様性・公平さ・インクルージョン」を奉仕プロジェクト、クラブ、地域社会でいかに推進したかをテーマとする作品を募集し、動画170点、写真58点、エッセイ72点の応募がありました。各部門の入賞作品とクラブを以下にご紹介します。

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日米合同プロジェクトで米国高校生に平和教育

寄稿者:関 博子(東京米山友愛ロータリークラブ会員)

「核廃絶と平和構築」をテーマとする模擬国連を開催

10月22日、南カリフォルニアのPalos Verdes Peninsula 高校で開催された「ロータリー模擬国連会議(ROTARY MODEL UN Peace Conference)」 に参加してきました。これは、ロス在住の中曽根牧子ガバナーエレクトの協力で実現した高校生対象のプログラム「南カリフォルニアにおける青少年に対する平和教育活動」の一環であり、ロータリー財団のグローバル補助金を活用しています。同校で日本語を教える岩見幸子先生(元ロータリー財団奨学生)の協力もあり、日米ロータリークラブ、地元高校、Model UN(模擬国連)を推進する団体Best Delegateが連携して開催できました。目的は、高校生に平和について考えてもらいながら、将来のリーダーを養成することです。

南カリフォルニアという土地は、日系人も多く、多様な人種が共存する地域です。いじめ、ヘイトクライム、戦争が起きている状況の中で、子どもたちが命の尊さを学び、生きていく勇気を与えたいという思いもありました。

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理数系分野のジェンダーギャップ解消をめざす

~女子高校生を対象としたワークショップでIT分野や社会問題への意識を喚起

寄稿者:川妻 利絵(広島西ロータリークラブ会員)

近年、理数系分野におけるジェンダーギャップが世界中の課題となっています。その中でも日本は、2021年ジェンダー平等指数が156カ国中120位であり、特に、大学の理数系分野における女性の割合はOECD加盟国では最下位というデータも発表されています。日本ではいまだに「理系=男性」という固定概念が強く、保護者や教員、教材が女子生徒を理数系選択から引き離しているとも言われています。

IOT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの新興技術の台頭で第4次産業革命の波が訪れている中、IT産業におけるジェンダーギャップは世界的課題として注目されています。わが国でもIT分野におけるジェンダーギャップの是正は重要性が高く、教育を通して課題解決することが必要と考えられていますが、特に地方都市ではIT分野を学ぶ環境が充分ではありません。

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奉仕を通じた学び

2021年インターアクト賞(エッセイ部門)受賞作品より

受賞者:イサベル・オー、メスタ・スマナスカラ(オーストラリア、Balwyn高校インターアクト委員会)

フリンダース通りを歩くと必ず聞こえてくる「チャリン」という硬貨の音。フッと息を吸い込んでから私も「チャリン」と硬貨を容器に入れたが、駅に入るやその音は電車にかき消された。最後にちらりと振り返ると、その男性の希望をたたえた目がこちらを見て、都会の喧騒の中でやさしく「ありがとう」と口が動くのが見えた。街を行き交う人たちは皆、自分のことに没頭して、道端の(ホームレスの人たちが持つ)「Help」(助けてください)と書かれた紙や毛布には気づいていない。大勢の目があるにもかかわらず、そのすべてがスマホにくぎ付けで、地面に座っている人たちからあからさまに目を遠ざけているかのようだ。

電車に乗り込むと、その喧噪が徐々に薄れ、すぐに暖房の温かい空気が体に当たった。両親と体を寄せ合って座り、コートを無造作に膝にかけて、少しずつ遠ざかる高層ビル群を見つめていた。どんよりとした都会が離れていくのを見ながら、背筋が震えた。するとすぐに、あの冷たく無容赦な環境で暮らす人たちを思い、胸がぎゅっと痛くなった。

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子どもたちの未来に夢を馳せる ~遺贈の選択~

林直子先生とインターアクターたち。

約四半世紀にわたり桐光学園インターアクトクラブの顧問をされている林直子先生より、この度、ロータリー財団への遺贈のお申し出をいただきました。インターアクトクラブ顧問として、なぜロータリーに寄付することを選択されたのか。その理由を林先生に伺いました。

先生とロータリーとの最初の接点はどのようなものだったのでしょうか。

林:学校で、部活動の顧問としてインターアクトに携わるようになったのがきっかけです。それ以前は接点がありませんでした。顧問になってはじめて、ロータリーが素晴らしい活動をされていることを知りました。

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青少年交換学生が考える平和

ロータリー青少年交換の学友たちに「1. あなたにとって平和とは?」「2. その実現に必要なものは?」を伺いました(『ロータリーの友』2022年2月号に掲載された記事より)。

後藤 久美(2001-02年度、第2530地区からハンガリーに派遣)
看護師(東京北Exchangeロータリー衛星クラブ会員)

1.人々の健康が不公平に扱われることなく保障され、安心した生活を送ることができること。人は心身の健康を維持できれば、他者を思いやる心を育める。自分から周囲へ、さらにその周囲へと愛情が連鎖して自然と心地よい空間が広がると、私は思う。相互の思いやりをたくさんつくるために、健康を保つシステムを構築している社会であることが、平和につながると考える。

2.看護師である私が患者さんに対し意識していることは、心のケア。患者さんの身体的回復に併せ、心の状態もより良くなるよう、気持ちに寄り添い、いかに笑顔を増やせるか。日々の経験から学んだことは、相手を思いやる気持ちが心の平和につながる、ということ。これからは、ロータリー衛星クラブの一員としても、このことを大切にしながら活動していきたい。

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特攻隊の体験を生々しく伝える 「自分の命を大切に」

~千玄室・茶道裏千家大宗匠が語る

寄稿者:下村由加里(奈良西ロータリークラブ会員、第2650地区インターアクト委員)

講演をした茶道裏千家前家元 大宗匠・千玄室さん

第2650地区では、平和学習をテーマに、インターアクターが学校の授業では知ることのできない命の尊さについて学び、見て感じ、自分の心で考えるための夏期研修(3泊4日の鹿児島訪問)を予定していました。しかし、新型コロナウイルスの感染状況によりこれを中止するという苦渋の決断が下され、楽しみにしていたインターアクターたちのがっかりする姿が思い浮かばれて身を切る思いでした。ロータリアンは自分が望めば一生ロータリアンでいることができますが、インターアクターは18歳までという制限があります。高校のインターアクトクラブの場合、3年生は就職や進学が絡むため、活動は1年と2年の実質2年間。2回続けて夏期研修が中止となれば、一度も夏期研修に参加する機会がなく卒業することになります。以前にインターアクトクラブの例会を訪問した時、「どうしてインターアクトクラブに入会したか?」と質問したところ、「夏期研修ですごい経験をしたと先輩から聞き、自分も参加したくて入会した」という声が少なくありませんでした。

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適応力であなたのRYLAを創造する

寄稿者:カレン C. ローブ(米国コロラド州のロータリー会員)

ロータリーで最近、「多様性、公平さ、インクルージョン」(DEI)という言葉をよく耳にします。DEIと聞いて、RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)を思い浮かべる人はいないかもしれませんが、RYLAでもDEIを強化することができます。

第5450地区(米国コロラド州)では、「RYLAプラス」と銘打った、障がいのある青少年を対象とする活動を行っており、障がい者支援団体Easterseals Coloradoとの提携の下、障がい者法に準拠した施設でユニークなプログラムを開催しています。参加者のニーズをサポートするため、訓練された医療スタッフとカウンセラーが配置されています。「1週間でうちの子に何をしたの?」と言う保護者もいますが、それは参加者のポジティブな変化を目の当たりにし、誇りをもってそういってるのです。

個人的な動機

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青少年が学び、奉仕する「奉仕学習」

社会奉仕と学習を組み合わせた新たなアプローチ


By ケイトリン・カンジャロッシ(国際ロータリー プログラム・参加促進担当スタッフ)

ロータリーの青少年プログラムに参加する若者の数は、年に35万人以上。しかし、ロータリーでは最近まで、これらの若者による奉仕活動への参加を促す直接的な手段がありませんでした。2019年春に国際ロータリーの青少年プログラム担当部に入局した私は、この事実に驚きました。

ロータリーでは、インターアクター、RYLA参加者、青少年交換学生や、指導する大人たちに対して「奉仕に参加しましょう」と呼びかけながら、奉仕活動を始める方法や、どのようなプロジェクトが実施できるのか、参加をどう促せるのかなど、必要なガイダンスを提供していなかったのです。

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ロータリー学友参加推進週間に寄せて

寄稿者:吉岡 毅(国際ロータリー第2650地区学友会、ロータリーフェローズ2650)

~ロータリーと再び関わるチャンス

<10月5日からの一週間はロータリーの「学友参加推進週間(Reconnect Week)」です。今回は学友からの寄稿をご紹介します。>

ポリオ根絶を支援する募金活動の様子

15歳からロータリーに参加

私は15歳の時、奈良ロータリークラブが提唱する一条高校インターアクトクラブに友達に誘われて入会しました。このとき初めて「ロータリー」の世界に出会いました。インターアクトクラブでは、学校内の清掃活動や地域で開かれるイベントへの参加を経験しました。

その活動が楽しく、大学の進学とともに、奈良ローターアクトクラブに入会しました。23歳の時にローターアクターとしてロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)にも参加しました。

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バーチャルなRYLAで若者をつなぐ

寄稿者:ジュリアナ・コレドール・ゴンザレス(ラテンアメリカ・ロータリーEクラブ会員)

ラテンアメリカで初となる「E-RYLA」は、100%オンラインで例会を開いているラテンアメリカ・ロータリーEクラブとラテンアメリカEローターアクターにより開始されたイニシアチブです。5月の3回の日曜日に、それぞれ4時間ずつ、Zoomでのセミナー形式で実施されます(※編集者注:このブログは5月19日にRotary Servicein Actionのブログに英語で掲載されたものです)。

このE-RYLAの企画がうまく行ったのは、プロセスの全段階で若い人たちに参加してもらったおかげです。プログラムの企画、パネリスト探し、広報用の画像やコンテンツづくりなど、若い人たちが主体となって、若い人たち向けのイベントを企画したのです。

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青少年プログラム参加者から成るロータリークラブ

寄稿者:マーティ・ピーク・ヘルマン(第7780[米国メーン州の一部とニューハンプシャー州]地区会員増強委員長)

私の地区で33人の新会員から成る新しいクラブ「ニューボイス(New Voices)」が設立されたのは、2019年6月15日のことです。このクラブのユニークな点は、会員が全員、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)の経験者(年齢18~30歳)だということです。

メンバーたちがRYLAと出会ったのは高校2年生のとき。以来、RYLA元参加者向けの地区RYLA ResetプログラムやRYLA workdaysなどを通じて活発に活動を続け、RYLAリーダーシップの機会にフルに参加してきました。メンバーの共通点は、若者の成長という意味で多くを与えてくれるRYLAへの愛着、そしてロータリーへの愛着です。しかし、高校卒業を目前にロータリーの活動をやめてしまう人も少なくありませんでした。

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ジェフリー・カドレットRI理事(左)とニューボイス・ロータリークラブ会員たち。

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日本留学後の逆カルチャーショック、それもバネに

By ジュリア・チャリファ(ロータリー青少年交換学生としてカナダから日本に留学)

私は1997年、17歳のとき、ロータリー青少年交換学生として東京に1年間留学しました。新しい言語、国、文化への私の心を開いたこの経験は、私の人格形成に大きな影響を与えました。

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右から、ジュリア・チャリファさん、ホストファーザー、交換留学の友人。1997年、鎌倉の大仏の前で。

留学前に1年間の日本生活に向けた準備をしたのですが、留学後に起きることまでは予測できませんでした。帰国後、思いもよらぬ自分の変化を知ることになったのです。 続きを読む

インスピレーションをありがとう

By バリー・ラシン(2018-19年度RI会長)Barry Interact Rotaract Argentina

時間はあっという間に過ぎ去りました。2018-19年度を終えた今、これまで共に達成してきたことを振り返りたいと思います。

会長に就任したとき、私は一連の目標を掲げ、世界中のロータリークラブにご協力いただけることを願いました。そのうちの1つがローターアクターの倍増です。

私自身、お願いするにしてはかなりの内容だと思いましたが、単なる「増強」ではなく「倍増」としたのは、具体的な達成ラインを示したかったからです。ただし、結果的にどのような達成内容になったとしても、それは大きな意義をもつと私は信じていました。

果たして結果はどうなったか。 続きを読む

アースデー(4/22)に寄せて:地球を守るクラブの活動紹介

石岡87ロータリークラブ(茨城県)
行橋ロータリークラブ(福岡県)
岡山南ロータリークラブ(岡山県)

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今年もアースデー(4月22日)が近づいてきました。1970年に米国ではじまったこの特別デーは、今日、その名にふさわしく地球規模で各種イベントが開催されています。東京では、20・21日に「アースデー東京2019」のイベントが代々木公園で開催される予定となっており、地球について考える絶好の機会となりそうです。

この日、小さなことでも地球のためになる何かをしてみましょう!

各地のクラブによって、植樹や森林河川の清掃・保全など、地球のためになる活動が数多く実施されています。以下にその数例をご紹介します。 続きを読む

倫理的ジレンマ:あなたならどうする?(資金の使い道)

回答者:日本のロータリー財団地域コーディネーター(RRFC)file000959098415

日本では現在、海外労働者の受入拡大を2019年4月に控え、自治体がさまざまな状況を想定した準備を進めています。また、世界で深刻化している難民問題を受け、日本での受入れに関する議論も盛んになっています。どのような状況になったとしても、地域社会で大きな動きがあった場合は、地元ロータリークラブの出番となることが考えられます。

今回の「倫理的ジレンマ」では、このような世界の情勢変化の余波を受けたクラブでのジレンマを取り上げました。

「Aさんのクラブでは、海外文化交流を通じた平和推進のための奨学金を地元高校生に提供するため、募金活動を行いました。Aさんが担当者となり、会員みんなで募金しました。 続きを読む

2018年のブログ閲覧数トップ5

寄稿者:国際ロータリースタッフ

早いもので、2018年も終わろうとしています。今年も「ロータリーボイス」をご愛読いただき、誠にありがとうございました。1年を振り返る意味でも、2018年の年間ブログ閲覧数トップ5に入った記事をご紹介します。1a38474580cdc0d5a1ce7d5e4c821262_s 続きを読む

青少年奉仕部門のクロスプロモーション

寄稿者:第2580地区青少年奉仕委員 茂木正光

国際ロータリー第2580地区は2012‐2013年度より毎年、青少年奉仕部門のクロスプロモーション(セクター間の交流促進と共同活動のきっかけづくり)を目的に、「地区青少年奉仕包括成果発表会」を開催しています。第6回となった本年は4月8日に東京で開催し、130名(ロータリアン61名、青少年63名、米山奨学生・学友6名)が出席しました。地区内のインターアクター、ローターアクター、青少年交換プログラムの来日学生、派遣予定学生、ROTEXが一堂に会し、それぞれのプログラムの活動報告を行うと当時に、アイデアを交換します。また、ゲストとしてお招きした米山奨学生・学友からも興味深いプレゼンテーションが行われました。DSCN1334 続きを読む

11月5~11日は「世界インターアクト週間」

毎年、11月5日を含む1週間は、世界インターアクト週間(World Interact Week)に指定されています。この一週間、インターアクトにスポットライトを当ててみましょう。WIW2018

インターアクトとは?

インターアクトでは、12~18歳の中学・高校生が、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員(通称「インターアクター」)との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っています。 続きを読む

ロータリーデーでテーマを形に

ロータリーの奉仕には人びとの生活や地域社会を変える力があります。奉仕の影響力をさらに高めるためにも、バリー・ラシン2018-19年度RI会長は、ロータリーにおける会員の役割、そして世界におけるロータリーの役割について今までとは異なる視点で考えるよう呼びかけています。

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ロータリーとのつながりで開けたピアノ人生

寄稿者:吉田 昴城

私は現在、ウィーン国立音楽大学ピアノ科に在籍し、教授、ならびにピアニストでもあるヤン・イラチェック・フォン・アルニン先生のもとで、日々勉強しています。

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現地で開かれたコンサートにて

まずはじめに、私が留学に至るまでの経緯、ロータリークラブとの出会いを、紹介いたします。

2011年3月11日、誰もが忘れもしない東日本大震災発生。私の故郷である福島県、浪江町もとても大きな被害を受けました。震災後、原発事故の影響により帰宅困難となり、ピアノの練習もままならない生活が始まりました。 続きを読む

視覚障害を乗り越えてネパール初の青少年交換留学生に

寄稿者:シーマ・タマン(ネパール、カトマンズからのロータリー青少年交換留学生)

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フェイスペイントをしてもらうシーマさん

2016年から2017年にかけての1年間、私はネパールから初のロータリー青少年交換学生としてアメリカに留学しました。視覚障害で目が見えない私にとって、ネパールとは何もかも違うアメリカでの生活は、とても不安でした。母国では姉妹や寮の友だちと同じ部屋で寝起きする生活でしたが、ホストファミリーの家では自分の部屋がありました。

最初のホストファミリーはローゼスさん一家で、次はカムラズさん一家でした。大きな家に住むのは初めてで、わくわくしました。安全に動き回れるよう、まずは家中すべての部屋を探検し、どこに何があるかの感覚をつかむことにしました。今思い出すと可笑しいのは、到着したばかりの頃、ネパールのようにトイレを流す水が入ったバケツはどこにあるのかと、ホストファミリーのお母さんに尋ねたことです。 続きを読む