「あっちのほう」から「ここ」へ — 人びとの生活を変えるトイレ

筆:Clem van den Bersselaar、オルモックベイ・ロータリークラブ会員(フィリピン)

フィリンピンの農村部に暮らす人に「トイレはどこ?」と聞けば、どの方向ともなくあごをしゃくって「あっちのほう」と言うでしょう。これはなぜかというと、村人たちはどこでもひと気がないところで用を足しているのです。女性はたいてい、のぞき見されたり襲われたりしないように遠くまで行かなくてはいけません。実際、地元の医療関係者に屋外で排泄するリスクについて聞くと、寄生虫や細菌への感染リスクだけでなく、女性が嫌がらせをうけたりいたずらされたりするリスクが高いことも教えてくれます。

2013年11月に、フィリピンのレイテ州に未曾有の大型台風「ハイヤン」が上陸しました。被災者2500万人、死亡者6000名近くと、島全体で大きな被害が出ました。 続きを読む

「ソ・ユ・ホ(即、有志で、奉仕)」で広がる触れあい

寄稿者:井上 毅(相模原橋本ロータリークラブ  公共イメージ・記録委員会)

2014年春、地元に2件のうれしいニュースがありました。市内2つのインターチェンジにOLYMPUS DIGITAL CAMERA近い「さがみ縦貫道路(圏央道)」が開通したこと、そして、日本の科学技術と産業のさらなる発展を支えていく「JR東海リニア新幹線の橋本新駅設置」が決まったことです。

相模原橋本ロータリークラブは、この夢と希望の膨らむ時期と時を同じくして発足した創立3年目のとても若いクラブです。私たちは、この抜群の立地条件に恵まれた相模原市(神奈川県)緑区橋本とその周辺地域を主なテリトリーとし、会員相互の親睦と友情を育みつつ、地域社会のさらなる発展を目指して奉仕・貢献活動に邁進しています。

そんな私たちの奉仕活動のひとつに、『ソ・ユ・ホ・・・即(そく)・有志で(ゆうしで)・奉仕(ほうし)』があります。まさに字のごとく、思った時に、参加できるメンバーで行う奉仕活動です。 続きを読む

ロータリーの「水と衛生月間」で行動を起こそう!

きれいな水と衛生設備が利用できることは人権の一つですが、その恩恵を受けられない人も大勢います。ロータリー会員は地域社会において、安全な水への持続的なアクセス、衛生設備の改善、衛生管理の研修を提供しています。特に子どもがきれいな水や改善された衛生設備を利用でき、より良い衛生習慣を身につけられるようになれば、その生活はより健康的で実りあるものになります。

ロータリーの「水と衛生月間」である3月には、2030年までにすべての人に安全な水と衛生設備、衛生環境を提供するというロータリーの目標達成に向けた取り組みを呼びかけます。以下の事例は、この目標を目指すクラブの奉仕活動の例です。

  • ネパールのダルバールマルグ・ロータリークラブは、双子クラブやフルバリ・ローターアクトクラブ、エコヒマルネパール・ローターアクトクラブと連携し、公立学校の生徒が安全な飲み水を利用できるようにしました。それまで生徒が飲んでいた水は、水源から直接汲み上げた未処理の汚染水でした。そこでロータリー会員は、強力なフィルター機能を備えた安価な浄水器を14カ所に設置しました。このフィルターは現地で製造されたもので、安全な飲み水を得るための伝統的な手法によるものです。

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私の人生を変えたアフリカへの最初の旅

筆:シャプレカ・クラーク
エルーセラ・ローターアクトクラブ(バハマ)

2016年10月19日、 第11回西アフリカプロジェクトフェアに参加するため、バハマから18時間飛行に乗り、ついにナイジェリアのポートハーコートに到着しました。最初にアフリカの大地に降り立った時、私は一生の友に会い、人生を永遠に変える冒険をすることになるとは、思ってもいませんでした。飛行機から降りた時、とても興奮していましたが、少し不安でもありました。

カリフォルニア州のランチョコタティ・ロータリークラブの支援を得て、私は、米国とバハマから 34人のロータリアンとローターアクターの一人として、この旅に参加することができました。ポートハーコートでは、プロジェクトフェアの一環として、地元の学校に医薬品を無料で提供し、また学生にリュックサックを配布しました。歴史的名所も訪問し、さまざまな地元の食べ物も味わいました。 続きを読む

多様性を認識し、尊重する

筆:ロータリー奉仕コネクション担当部 アズカ・アシフ

ロータリーでは、背景・文化・職業の異なる会員が世界中で集まり親睦活動を行っています。お互いの違いを認め、尊重することこそが、ロータリーコミュニティの強みなのです。ロータリアンはお互いの独自な観点や専門知識を生かし、世界で最も切実な人道上の課題の一つ、より平和な世界を実現することに取り組んでいます。

ロータリーファミリーは、時間、エネルギー、そして熱意を持って、地域コミュニティを支援することに尽力しています。奉仕プロジェクト、平和フェローシップ、奨学金、国際交流を通じて、会員は、平和と国際理解を促進するために活動しています。以下にその数例をご紹介します。 続きを読む

ロータリアン行動グループがどのように支援すれば、あなたのプロジェクトはより影響力あるものになるでしょうか?

RAG4Clubfoot、内反足のためのロータリアン行動グループより

世界では3分に1人の割合で、内反足の子どもが生まれています。その数は、毎年約 20 万人にのぼります。そうした子どもたちは、この障害により、運動したり、学校に歩いていったり、友人と一緒に遊んだり、大人になって働くことが制限される生活を余儀なくされています。

RAG4Clubfootのミッションはただ一つです。タイムリーにポンセティ 法治療と適切なケアを内反足で生まれたすべての子どもに提供することです。ポンセティ法は、米国アイオワ大学イグナシオ・ポンセティ氏が開発しました。この治療法は、訓練を受けた医療機関が正しく使用した場合、効果はほぼ100%に達し、内反足の標準治療法と考えられています。 続きを読む

倫理的ジレンマ: あなたならどうする?

新たに引っ越してきたAさんは、地元の新クラブに創立会員として入会しました。クラブが2年目を迎えると、次年度のクラブ会長が配偶者(夫)をよく例会に連れてくるようになりました。この次期会長は、クラブのウェブサイトとメディアを担当する会員に不満を抱いており、自分の夫を名誉会員にして、夫にウェブサイトとメディアを管理してもらうようにする考えをクラブ理事会に持ちかけました。

この次期会長の夫は、ロータリーに入会して正会員となることには関心がないと明言しています。Aさんは、名誉会員という栄誉をこの人に与えることについて、クラブの理事と話をしてみました。この理事によると、次期会長の夫を名誉会員にするのは、ウェブサイトとメディア担当会員にクラブを退会してもらいたいからだというのです。正会員を辞めさせることへのクラブの意図を知ったAさんは、このことにショックを受け、地区ガバナーに知らせました。しかし、ガバナーは驚くこともなく、クラブに決定権があることをAさんに伝えました。

こんなとき、あなたならどうしますか?

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このほかに倫理について意見交換できるトピックをご存知でしたら、Eメール(rotary.service@rotary.org)でご紹介ください。

災害救援の集中コース 体験レポート:奉仕への意欲を新たに

寄稿:ルーク・アディソン、ウィンチェスター・ローターアクトクラブ会員(英国)/RIBIローターアクト多地区連絡担当

私が初めてシェルターボックスについて知ったのは、2013年のことです。ウィンチェスター大学ローターアクトクラブ会長になったばかりだった私luke-addison-sbox-usops-cse-4は、クラブの友人たちと一緒に地元と海外のプロジェクトに参加する計画を立てていました。そんな中、ウィンチェスター・ロータリークラブが私たちの活動を支援してくださり、とてもありがたい思いでした(それは今も同じです)。私たちローターアクトクラブのメンバーもロータリークラブの活動に参加し、とても

強い絆が築かれました。あるとき、一人のロータリアンがシェルターボックスとその活動について説明してくださり、シェルターボックスのための募金をしてはどうかと提案されました。その数日後、私たちは朝7時にウィンチェスター大学のキャンパス内にシェルターボックスのテントをつくり、数時間、その横に立って募金活動をしました。 続きを読む

地元でのパートナーシップを通じてクラブを元気に

筆:クウェンティン・ウォドン

キャピトルヒル・ロータリークラブ(米国ワシントンD.C.)会長

Rotarian Economist Blog」著者

世界銀行主席エコノミスト

ロータリアンのほとんどがさまざまな分野の深い専門知識やスキルを有しているにも関わらず、多くのクラブでは、会員の専門知識を奉仕プロジェクトに生かすシステムがありません。もちろん、ある特定の分野でのグローバル補助金プロジェクトでは、関連知識を持ったロータリアンが熱心に活動する場合もあります。しかし、私の印象では、奉仕活動で素晴らしい取り組みを行っていても、戦略が欠けていたり、ロータリアンが持つ専門知識が十分に生かされなかったりするために、十分なインパクトを与えられないケースが多いと思います。

この問題への解決策として、「Pro Bono Rotarian Teams(無償ロータリアンチーム)」のコンセプトをご紹介します。 続きを読む

地区国際奉仕委員長との協力

寄稿:Kiki Melonides(国際ロータリー、奉仕担当職員)

クラブがグローバル補助金プロジェクトを計画している場合、地区国際奉仕委員長が協力できることをご存知でしたか?

地区ガバナーにより任期3年(推奨)で任命される国際奉仕委員長の責務について、最近変更が加えられました。この変更により、地区国際奉仕委員長は、ロータリーの重点分野と奉仕プロジェクトについて豊かな知識のあるロータリアンと学友からなる地区ネットワークを築き、クラブのプロジェクトを支援します。これにより、ロータリアン行動グループやロータリー財団専門家グループのメンバーとも協力しながら、 続きを読む

持続可能な奉仕プロジェクトでのパートナーとの協力

筆:ロータリー奉仕コネクション担当部

本日は、奉仕プロジェクトの実施におけるパートナーとの協力についてご紹介します。持続可能な成果をもたらし、特定分野の専門家の知識を取り入れ、地元でのネットワークを広げる意味で、パートナーとの協力は、クラブと地区の奉仕プロジェクトの強化につながります。地元、国、国際レベルの組織と協力することで、世界中の地域社会のニーズに取り組む活動が可能となります。

ロータリーの「奉仕パートナー」と「プロジェクトパートナー」は、奉仕部門や重点分野でロータリアンが実施する奉仕プロジェクトを支援します。すべての活動は、地元のクラブや地区が主導して実施されています。地域でのプロジェクトでより大きなインパクトをもたらすことができるよう、以下のロータリーの奉仕パートナーと協力することをご検討ください。

飢餓と栄養失調の緩和:The Global FoodBanking NetworkGFN

食料バンク(フードバンク)は、世界的な飢餓と食料廃棄という2つの大きな問題に対処する解決法として知られています。世界には食料があふれているにも関わらず、その3分の1がゴミとして処理されています。 続きを読む

海外での奉仕プロジェクトを始めてみませんか

筆:ロータリー奉仕コネクション担当部 アズカ・アシフ

海外での奉仕活動は、世界中に新しい友人を作れるだけでなく、支援を必要としている地域社会に自立への道を開くことができます。これまで海外でのプロジェクトを実施したことがないという場合は、グローバルなインパクトを生む活動を実現するため、ぜひプロジェクトフェアへの参加をご検討ください。

img_2565プロジェクトフェアは、国際奉仕プロジェクトやその協力を目的として、各地域で開催されている行事です。参加者は、開催地について学んだり、新しい友人を作ったりできるほか、奉仕プロジェクトのパートナーとなるクラブを見つけることができます。また、現地のクラブや地区が実施しているプロジェクトが紹介されるため、地元の重要なニーズを把握することもできます。 続きを読む

6月はロータリー親睦活動月間

寄稿者: John A. Bernaden (米国、Milwaukeeロータリークラブ会員)

皆さんは、世界中に友人をつくり、ロータリーでの経験をさらに豊かにする方法として、「親睦活動グループ」の機会があることをご存知でしたか。ロータリー親睦活動グループには、ロータリアン、ロータリアンの家族、ロータリープログラムの参加者や学友ならどなたでも参加できます。

最初に設立された親睦活動グループはヨットの親睦活動グループで、1947年、ボートに関心のあるロータリアンのグループが、自分たちの船にロータリーの旗を掲げ、自らをInternational Yachting Fellowship of Rotarians(ロータリアンの国際ヨット親睦グループ)と名乗りました。このグループには現在、3,300人を超えるロータリアンが参加しており、37カ国で109のロータリーヨットイベントが開かれています。 続きを読む