クラブ推進の強い味方:ブランドリソースセンター

ロータリーのブランディング、推進、広報に役立つ情報や素材を一カ所で見つけることのできる便利なサイトがあることをご存知ですか?ロータリーのブランドリソースセンターには、クラブや地区のロゴ、推進用資料、広報資料、SNS投稿コンテンツの作成用テンプレート、ブランド要素のガイドライン、写真・動画・グラフィックのダウンロードなど、ありとあらゆるリソースがそろっています。

最近リニューアルされ、My ROTARYにログインしなくても利用が可能になりました。さらに、サイト全体が再構築されてリソースが前よりもずっと探しやすくなっています。今回は、ブランドリソースセンターの各セクションをご紹介します。

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クラブでSNSを始めよう

クラブや人びとのストーリーを伝えるような写真を撮りましょう。

SNSを使えばクラブの情報を簡単に発信できるとは聞いているけれど、うまく使いこなせない、目的がよくわらかないと感じている方もいるでしょう。SNS活用の目的はごくシンプルです。それは「つながりを築く」ことです。SNSを駆使してクラブの奉仕活動を紹介し、クラブの存在感をアピールすることで、地域社会とのつながりが築かれます。以下に、クラブでSNSをうまく活用するためのヒントをご紹介します。

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広島から世界に目を向けて ~ここで自分たちにできることを

マツダ スタジアムで実現した「ロータリー奉仕デー」

寄稿者:田中 朋博(広島西南ロータリークラブ会員国際ロータリー第2710地区公共イメージ委員長)

カープロードなど、7ケ所で募金の呼び掛け

国際ロータリー第2710地区では、広島県と山口県の72のロータリークラブがそれぞれの地域ならではの奉仕活動を行っています。

コロナ禍で迎えた3年目の春、2022年4月28日に、初めての地区内クラブ合同奉仕事業となる『国際ロータリー第2710地区 ロータリー奉仕デー in マツダ スタジアム』を実施。広島東洋カープの主催試合にあわせて、マツダ スタジアム、広島駅とマツダ スタジアムをつなぐカープロードなど計7カ所で募金を呼びかけ、スタジアムの入場ゲートなどで資料配布やロータリークラブの公共イメージ調査を行いました。

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成功するコミュニケーションのカギは「一貫性」

寄稿者:リズ・コートニー(第8ゾーン公共イメージコーディネーター補佐)

新型コロナウイルスが世界に蔓延して以来、私たちの仕事場はバーチャルな世界へと移行し、コミュニケーションの手段としてテクノロジーの活用が急増しています。ソーシャルメディアやオンラインのマーケティングツールのおかげで、コスト効率の高い方法で大勢の人に情報を届けられるようになり、ロータリークラブが多くの人の目にとまる機会も増えています。研修リーダーである私は、正しいクラブ名入りロゴを一貫して使う方法についてクラブを頻繁に指導します。地域社会でのクラブへの信頼と認知を築くには、この「一貫性」がカギであり、オンラインとソーシャルメディアでは特に重要です。以下は、普段から私が研修でクラブに伝えていることです。

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ロータリーブランドの構築が大切な理由

By リズ・シアム(国際ロータリー ブランド担当スタッフ)

正しいロータリーロゴの使用例。クラブや地区が使用する場合は、必ずクラブ名や地区名を入れる。

ブランドを専門とする職業柄のせいか、いたるところでロータリーのロゴが目につきます。職業病と言ってもいいかもしれません。私の子どもたちさえ、どこに行ってもロータリーの標識をすぐに見つけます。昨年、故郷の町でロータリーのイベントに出席したときも、ロゴの使われ方がどうしても気になってしまいました。

まず、出席者を歓迎するバナーには、クラブ名が正しく入ったロゴが使われていたのでホッとしました。ところが、ほかのバナーには、ロータリーの歯車がホットケーキとして描かれていました。また、テントの中には、今は使われていない古いロゴの入った大きなバナーが掲げられていました。私を出迎えてくれたクラブ会員の方々は、古いロゴのついた揃いのポロシャツを着て、クラブ名入りの新しいロゴが印刷されたパンフレットを来場者たちに配っていました。五つの手段でロータリーをアピールしながら、そのそれぞれで異なるロータリーのロゴを使っていたのです。これには戸惑いました。

なぜこれが問題なのでしょうか。

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「ロータリー」というブランドを守る

Rotary Voices photo

Amanda Wendt

By Amanda Wendt
(メルボルン・ロータリークラブ会員)

私は先日、テレビ番組でパプアニューギニアに住むある女性のことを知りました。彼女の顔は変形していて食事や会話が困難だったのですが、ロータリアンが支援する外科手術によって人生を変えることができました。

私はこの話を広めずにはいられませんでした。この活動に貢献したチームを称え、自分自身ロータリアンであることをどれほど誇らしく感じたかを伝えたかったからです。

多くのロータリーの友人が私と同じように感じたことでしょう。地元または世界中のロータリアンが変化をもたらす活動を実現したとき、私たちは共に誇りに感じることができます。この出来事は、自尊心とその価値を守ることの尊さ、そしてそれを多くの人に知ってもらう方法がある、ということを教えてくれました。 続きを読む

ブランドリソースセンターのテンプレート活用法

〜チュートリアル動画を見ながら「世界を変える行動人」オリジナル広告をつくろう

ブランドリソースセンターの「世界を変える行動人」広告のテンプレートを使えば、独自の写真を挿入した広告が作成できることをご存知でしょうか。このテンプレートは世界共通のシステムを使っており、ちょっと使いにくいと感じている方もおられるかもしれません。

しかし、いったん使い方を覚えれば、作成方法はとても簡単です。少しでも多くのクラブに「世界を変える行動人」広告をお作りいただくため、この度、日本語でのチュートリアル動画が作成されました。 続きを読む

クラブ広報「仕掛け」と「仕組み」

寄稿者:深尾 兼好(第2730地区 鹿児島西ロータリークラブ)

「アーンドメディア(Earned Media)」という言葉が今、我々広告屋の世界では、ちょっと気になる言葉になっています。直訳すると「獲得する」という意味ですが、それはこのメディアが、広告によってではなく、話題の創出によって信頼や評価を獲得しようとするメディアだからです。最近は、売り物がいくら良くても、体験談や評判といった世間での評価をまずSNSで調べてみるのが通例です。Public Relations Word Cloud tag cloud isolated 続きを読む

ソーシャルメディア:7つのヒント

~ 魅力あるコンテンツを作成するために

By アシュリー・デンマ(国際ロータリーメディア担当)

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地元住民のためにコミュニティガーデンを作ったハーバード・ロータリークラブ。人と人とのふれあいや行動的なクラブの様子が伝わってきます。写真:Monika Lozinska/Rotary International

ソーシャルメディアが20年以上も前からあったことはご存知でしょうか。1990年代の初期メッセンジャーに始まり、2000年代に始まったフェイスブック 、そして今日、写真シェアのインスタグラムに至るまで、ソーシャルメディアは大きな進化を遂げてきました。 続きを読む

ロータリーのストーリーを写真で伝える

~ ロータリー専属カメラマンが写真撮影のヒントを紹介

By アリス・ヘンソン(国際ロータリー専属写真家)

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ナッソーにあるボーンフィッシュポンド国立公園でマングローブの木を植えるロータリアンやローターアクターたち

私は昨年、ナッソー(バハマ)とシアトル(ワシントン州)で行われたクラブのプロジェクトを特集するという取材に携わりました。どちらのプロジェクトも、自分たちの地域社会に存在する問題を解決しようと奮闘するロータリアンたちの行動が印象的でした。このようなプロジェクトは、人びとの視覚に訴えやすい素材と言えるでしょう。

写真撮影で私が常に意識することは、ロータリーブランドとの一貫性です。そのためにも、ロータリーの価値や魅力を正しく映し出す写真を撮るよう心がけています。そうすることで、より大きなストーリーを伝える胸打つような写真、すなわちより良い世界の実現を目指すプロジェクトや人びとを切り取った写真が生まれるのです。 続きを読む

サンディエゴ空港での「世界を変える行動人」キャンペーン

By スコット・カー(2017-18年度第5340地区ガバナー)

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1月10~24日にサンディエゴ国際空港ターミナル内で流された「世界を変える行動人」のビデオ広告

カリフォルニア州サンディエゴで毎年1月に行われる国際協議会。私たちの地区は、次期ガバナーの研修行事であるこのイベントのホスト地区として、さまざまなお手伝いをしています。移動の支援、ホスピタリティナイトでのホスト役、空港に到着したガバナーエレクトの皆さんのお出迎えなどを地区内ロータリアンのボランティアで行っています。場合によっては、20時間以上も狭い飛行機の中で過ごして、やっと到着した方たちもいるのですから、笑顔でお出迎えして、目的地までの移動をお手伝いするという私たちの役目は、とても重要だと考えています。 続きを読む

END POLIOへの支援とロータリーの公共イメージ向上

寄稿者:野木秀明(国際ロータリー第2620地区 公共イメージ向上委員長)WPD chikuyakuin_Dist2620 (1)

本年度、私たちの地区(静岡・山梨)は重点目標の1つとしてポリオ撲滅を掲げ、世界ポリオデーに向けたキャンペーンとして「撲滅まで『あと少し』@世界ポリオデー」を企画して、各クラブの活動を促進・支援する計画をたてました。

「END POLIO NOW」はロータリーの活動として地域の人々に理解していただきやすく、他の団体との差別化を最も強調できることから、「世界ポリオデー」のキャンペーンを通じてロータリーの認知度アップを図ることも目的の一つでした。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第3回

By 国際ロータリースタッフ

「賢明で、思いやりがあり、粘り強く、行動を促せる人」と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべますか?歴史上の人物や有名人、または身近な誰かを連想しますか?

個性を打ち出す「ボイス」PoA change

これら4つの特性(賢明さ、思いやり、粘り強さ、行動を促す力)は、ロータリーの特徴を表す「ブランドボイス」(または単に「ボイス」)と呼ばれています。

ロータリーでは、クラブによってさまざまな活動が行われていますが、それを伝える際は、ロータリー全体での統一感を出すための工夫が必要となります。その統一感を生むのが、これらのボイスです。

人と同じように、組織にも性格や個性があります。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第2回

By 国際ロータリースタッフ

ロータリーのブランディング:第1回」に続き、第2回となる今回はクラブや地区でブランディングを推進する方法として、ビジュアル(視覚的要素)の活用をご紹介します。

ブランディングの強い味方「ブランドリソースセンター」Branding 2

ブランド構築の第一歩とも言えるのが、一貫したビジュアル(視覚的要素)の活用。これには、最近新しくなったロゴに加え、ブランドの指針に沿った色やフォント、効果的な写真などが含まれます。そのための素材や資料が一カ所に集められたのが「ブランドリソースセンター」です。My ROTARYのアカウントがあれば、どなたでもご利用いただけます。 続きを読む

ロータリーのブランディング:第1回

By 国際ロータリースタッフ

最近、ロータリーで「ブランディング」という言葉を耳にした方も多いでしょう。35195414835_d2a41c7bcb_z「ロータリーのブランドって何?」と感じている方も少なくないはず。そんな方のために、今回はブランディングについてできるだけわかりやすくご説明します。

そもそも「ブランド」とは?

「ブランド」というと、シャネルやグッチなどの高級ブランドを思い浮かべますが、ブランドとはそれだけではありません。「ブランド」は「区別する」ために必要であり、他企業や競合団体との「差別化」に欠かせないものです。 続きを読む

ジャパンのお家芸アニメで、ソックモンキーがロータリーを語る

寄稿者: 前田直俊(2670地区2016-17年度ガバナー)

皆様はじめまして、国際ロータリー第2670地区(四国地区)2016-17年度ガバナー事務所です。今回、国際ロータリー日本語版ブログページに、私たちが製作したアニメ『おしえてロータリー』の英語字幕バージョンについて掲載していただけることになり大変光栄に思っています。

『おしえてロータリー』は、前後半10分ずつの計20分のアニメです。前半ではロータリーの歴史、後半はロータリー財団と米山記念奨学会について、ソックモンキーというキャラクターがユーモアを交えて楽しく説明していきます。

私たちが、アニメでロータリーの紹介をしようと思ったポイントは、この『楽しさ』にあります。 続きを読む