寄稿者:高木直之(かながわ湘南ロータリークラブ)
ラダックは、ヒマラヤ山脈の西の端に位置するインドの自治州で、住民はチベット仏教の敬虔な信者です。国際ロータリー第2780地区とインドのニューデリー・ロータリークラブが、グローバル補助金を得て実施したこのプロジェクトによって、2015年ラダックの州都レーに3つの識字教育センターが開かれ、2017年8月の時点で87名の成人女性が読み書きを身につけました。 続きを読む
寄稿者:高木直之(かながわ湘南ロータリークラブ)
ラダックは、ヒマラヤ山脈の西の端に位置するインドの自治州で、住民はチベット仏教の敬虔な信者です。国際ロータリー第2780地区とインドのニューデリー・ロータリークラブが、グローバル補助金を得て実施したこのプロジェクトによって、2015年ラダックの州都レーに3つの識字教育センターが開かれ、2017年8月の時点で87名の成人女性が読み書きを身につけました。 続きを読む
寄稿者:安池 勇人(東京東江戸川ロータリークラブ)
「私の夢は、母国ミャンマーの田舎に小学校を建設することです」
すべては、この一言から始まりました。
2019年7月、私たちはミャンマーに3校目となる小学校を建設しました。
モーさんの夢を叶える
この事業は2年前から継続する国際奉仕活動ですが、きっかけは2016-17年度に私たちが世話クラブとして出会ったミャンマーからの米山記念奨学生モー・トゥザー・チョウさん(以下、モーさん)でした。
彼女の夢を熱く語る姿、そして、米山奨学生として日本で懸命に学び、クラブの例会や奉仕活動に積極的に参加する姿にクラブ会員の誰もが心を動かされ、その夢を一緒に実現できないかと動き出したのでした。 続きを読む
寄稿者:塩梅 修(2018-19 金沢南ロータリークラブ会長)
2018-19年度、私たちのクラブは創立50周年を迎えました。
記念例会・式典・講演会、これまでの私たちのクラブの伝統となっている事業のほかに50周年記念事業として自分たちのクラブがあまり得意としていない分野「国際奉仕」の充実をテーマにした事業を行えないか・・・との思いが強くありました。
民主化は進んでいるけれど…
クラブには、ミャンマーで現地企業との合弁で印刷会社を経営している方が近年入会しました。その方から、「ミャンマーは近年、民政化され民主化が進んでいるものの、 続きを読む
秋も半ばを過ぎ、読書に適した季節となりました。
ロータリーでは、図書の寄贈や教師研修など、識字力の向上を目的とした多くのプロジェクトが実施されています。
識字とは、文字を読んだり書いたりする能力を意味しますが、最近では「リテラシー」という言葉も頻繁に使用されています。リテラシーとは「読み解く力」であり、文字だけでなく記号や専門用語などの多様な形での表現・情報を理解することも含まれます。学術面ではさらに細分化され、「メディアリテラシー」「ヘルスリテラシー」「環境リテラシー」などさまざまな分類があります。
たとえば、処方箋や診断書の内容を理解する、 続きを読む
記事執筆:エリーナ・クシュニール(RIプログラム部)
「ロータリーリーダー」2013年3月号から抜粋
第4420地区(ブラジル)の12クラブは、低下していた識字率を向上させるため、「READ(Reading and Education Center)」プロジェクトを実施しました。ロータリーの地区補助金を使って、貧しい地域の病院、コミュニティセンター、その他の公共施設に図書館を設置、子どもたちの読書を推進し、識字率の向上に貢献しています。
「READ」プロジェクトの理事長で、第4420地区パストガバナーのマルコス・フランコさんは次のように話します。「識字率が高くなれば、子どもたちやその家族がさらにより良い生活を送れるようになるでしょう」