すべてのウィスキーにはストーリーがある

Niemzblogheroリューディガー・ニームズ
モントゼーランド・ロータリークラブ(オーストリア)会員

ロータリー入会に誘われたのは、卓話をしたときではなく、ウィスキーのテイスティングを行ったときでした。

ウィスキーにはまったのは、ジャーナリストとして頻繁に旅をしていたときのこと。私は当時、海外の国を紹介する番組の制作に取り組んでいました。収録と編集は夜遅くまで続き、それからバーで人と会い、ウィスキー片手に会話を始めるような感じです。ウィスキーは、酔うためのものではなく、刺激的なライフスタイルを送るための一つの方法です。 続きを読む

いつまでも教育者として

Dr. Ella Lacy. 1 June 2019, Hamburg, Germany.

エラ・レイシーさん。2019年6月1日、ハンブルグ(ドイツ)にて。

エラ・フィリップス・レイシーさん
カーボンデール・ロータリークラブ(米国イリノイ州)会員

私は22年間、南イリノイ大学医学部で教鞭を執りました。専門は保健教育で、博士号をもっています。1994年の終わりに退職した私は、平和部隊に参加しました。私にとってこれは大きな転機でしたが、引退した人には素晴らしい機会だと思います。自分が慣れ親しんだ文化と違うマラウイのような国で仕事をするだけでも、貴重な人生経験です。大学卒業時に「必要なことはすべて学んだ」と思いがちですが、まだ学べることはあるのです。 続きを読む

個人的経験から医療の道を選ぶ

Alexandria blog hero

アレクサンドリア・リッチーさん。2019年6月2日、ハンブルグ(ドイツ)にて

アレクサンドリア・リッチー
バージニア・コモンウェルス大学ローターアクトクラブ会員/ジェームズリバー・ロータリークラブ(米国バージニア州)会員

医者になろうと決めたのは14歳のときです。両親からオリバーのことを聞いたときでした。

オリバーは私の兄です。13トリソミー(パトウ症候群としても知られる)という染色体異常をもって生まれ、1日という短い命で亡くなりました。私は兄に会うことができませんでしたが、両親からその話を聞いた日のことを今も覚えています。私の家族と同じような経験をする家族の悲しみを和らげてあげたい。そんな強い思いを抱きました。 続きを読む

私の情熱、ポリオとの闘い

Deli Levi-Jensen. 1 June 2019, Hamburg, Germany.

レビ-ジェンセン。2019年6月1日、ロータリー国際大会が開催中のハンブルグ(ドイツ)にて。

デリ・レビ-ジェンセン
ヘルニング・インターナショナル・ロータリークラブ(デンマーク)

イスラエルからデンマークへ移住した私は、自分の人生に何かが欠けているように感じていました。仕事は順調で、素晴らしい家族や友人にも恵まれていました。ただ、生きている本当の充足感を得るには、何かもっと大きなことに貢献する必要があったんです。

ロータリアンである義父がロータリーへの入会を勧めてくれました。ロータリーでは、たいてい年配の会員が集まってタバコでもふかしているのだろうと思っていましたが、その年、イスラエルを訪れたときに強く関心を引かれることがありました。 続きを読む

自分より大きな何かの一部になること

エドゥアルド・ロドリゲス・ダ・コスタ
2010-12年度ロータリー平和フェロー、グローバル補助金奨学生(カナダ、マニトバ大学に留学)

私はブラジルのアマゾン出身として初のロータリー平和フェローとなりました。アマゾンの熱帯雨林では、開発、森林破壊、先住民と関連する争いが今も絶えません。このため、持続可能な開発を通じて平和をどう促進できるかに関心がありました。 続きを読む

写真で見る国際大会の歴史

あと2日でいよいよトロント国際大会が開幕となります。既にトロント入りした方もおられるでしょう。参加する方は、存分にロータリーの国際性と多様性をお楽しみください。

ところで、皆さんはロータリー年次大会が今年で何回目かご存知ですか?

今年のトロント大会は、実に109回目。今回は、そんな国際大会の歴史を写真でご覧いただきます。

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1910年のシカゴ大会(米国イリノイ州): 代議員を送迎する「オフィシャルカー」なるものがあったようですね。

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一芸は世界に通ず ~国際大会で親睦活動~

英語でのやりとりは、ちょっと自信がない。でも大好きな趣味についてなら意外と話せる。というか十分に話せなくても分かりあえる、という経験をされた方は多いのでは?The Golfing Fellowship

ロータリー国際大会では、いろいろな関心や趣味に基づく親睦活動グループのイベントが実施されます。大会に出席される方は、この機会を利用してロータリーでの活動を広げてみてはいかがでしょう。

また、「友愛の家」では多くの親睦活動グループのブースが設置されます。メンバーになるかどうかの決断はさておき、まずはどんな活動をしているのかブースをのぞいてみましょう。こちらの個性的なロータリアン体験記では、日本のロータリアンが親睦活動ブースを訪れたときの体験が紹介されています。

トロント国際大会での親睦活動イベント 続きを読む

国際大会:ロータリアン体験記【3】

By 福島小太郎
(第2700地区広報IT委員、福岡県・行橋ロータリークラブ副会長)

飛行機とホテルだけ押さえておけば

ビル・ゲイツに会いたい! 真面目に交換留学生の役員会! コーラ風呂に入りたい? 風と共に去りたい! 叔母さんに会いたい…… 年齢も職業も様0々なロータリー。アトランタ国際大会への旅は、変更自由のフレックスツアーです。

青少年交換委員会のSさんは、長男と留学帰りのまりあちゃんを連れて先発。「留学生のお母さん」こと元祖帰国子女のTさんにもご一緒いただきました。

海外渡航に不安はつきもの。でも、頼りになる人が必ず身近にいるのがロータリーです。後発組ではKさん夫人がインターネットを駆使してスケジューリング、飛行機・ホテルの予約からESTA取得まで大活躍です。 続きを読む

国際大会:ロータリアン体験記【2】

魅力的な国際ロータリー年次大会

寄稿者:永田淳子 
(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ、有限会社エムエス企画代表取締役)

私は、初めて夫に同伴したシドニー国際大会で、ロータリークラブの世界的規模を肌身で感じたことと、それまで交流したことのなかった珍しい国の方々とのエキサイティングな出会いから、あの感覚を再度体験したい!という思いに至り、アトランタ大会へ参加しました。

6年生の子どもを5日間も欠席させるのには悩みましたが、担任の先生の「是非に!」という言葉に甘え同伴させていただきました。

Nagata1とにかく 続きを読む

国際大会:ロータリアン体験記【1】

魅力的な国際ロータリー年次大会

寄稿者:赤山聖子 
(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ、学校法人赤山学園・九州技術専門学校校長)

私のロータリーとの関わりは、2013-2014年度ガバナーであった父のパートナーとなったことです。通常は、配偶者がパートナーとして公式行事に参加するのですが、残念ながら私の母は他界しており、配偶者代理としてパートナーを務めることになりました。

父がガバナーエレクトのときのリスボン国際大会から毎年国際大会に参加しており、アトランタ大会で5回目になります。また、2013年には、サンディエゴで行われるガバナー研修(国際協議会)の配偶者プログラムにも参加させて頂き、それがロータリーを学ぶ最初の1歩になったとともに、ロータリーの魅力を知ったきっかけでもありました。

会場にて、パストガバナーの父とともに国際大会では 続きを読む