今度は私たちが助ける番

~朝鮮戦争を経験した国、韓国の会員がウクライナを支援

※この記事は『Rotary Korea』誌2022年8月号に掲載されたものです。

寄稿者:ユン・ヨンジョン(アンサンOLGロータリークラブ会員、第3750地区パストガバナー)

2022年2月24日、私たちがロータリー創立117周年を祝った翌日、ロシアがウクライナに侵攻しました。それに続く戦闘で1,200万人以上が避難を余儀なくされ、そのうち近隣諸国に逃れた人は500万人以上に上ります。避難民の多くは、人道的支援に頼って生活しています。

キーウはソウルから遠く離れており、韓国がこの戦争の影響を直に受けているわけではありません。しかし、この危機で思い出すのは、1950年代初期の朝鮮戦争です。民間の死者、負傷者、行方不明者の数は300万~400万人に上り、わが国は破壊されました。

戦後、多くの国が韓国を支援してくれました。国際開発協会と世界銀行は、鉄道や道路、灌漑システム、学校や大学の再建など、韓国の復興のために数百万ドルを提供してくれました。何もかも失ったときに、こうした支援者の方々が希望の種をまいてくれたおかげで、韓国は再び立ち上がることができました。この60年間、国際コミュニティからの援助があったからこそ、韓国は、国際援助を受ける側から、与える側へと生まれる変わることができたのです。 

ウクライナでの惨状について知ったとき、今度は私たちが助ける番だと感じました。72年前に韓国がもらった希望を、今度はウクライナの人びとに届けたかったのです。

こうして私は、今年の夏、ウクライナ避難民を援助するためにポーランドに向かいました。具体的には、ロータリーの救援活動の最前線にいるポーランドの会員たちを手伝うためです。

私は、地区で多くのロータリー会員が行っていた取り組みに参加しました。約200万人のウクライナ避難民を受け入れているポーランドのロータリー会員たちとEメールで連絡を取り合い、地区で集めた2万ドル以上の資金を届けるために、地区の6名の会員とともにポーランドに赴きました。そこで目にしたのは、避難民のために自宅を開放したり、ポーランドでの生活に馴染めるように支援したりしている現地のロータリアンたちの姿でした。この経験は一生忘れません。

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