いよいよ世界ポリオデー(10月24日)が間近に迫ってきました! 現在、世界各地でポリオ根絶活動が実施されており、日本でも今までにない大きな規模の活動が実施されています。
ポリオの根絶は、ロータリーが長年にわたって取り組んできた最も重要な活動の一つ。みんなで盛り上げましょう!

世界中のロータリー会員がどのようにポリオとの闘いを支えているかをご紹介します。
⭐ 日本(東京):トレインジャック・プロジェクト
10月18日~24日、東京都内のクラブが、東京および近郊の主要路線の電車内広告スペースを用いて「END POLIO NOW」のメッセージを発信します。10月24日には、有楽町駅前広場で、ポリオ活動に関わるすべての人が交流できるイベントを開催します。そこでは、ミニコンサートやフードコートをオープンします。また、東京駅を起点としたウォークラリーを開催し、「End Polio Now」のTシャツを着てポリオ根絶へのコミットメントをアピールします。詳しくは:https://worldpolioday2021.rid2750.org/

⭐ 日本(神奈川):ポリオ根絶のラッピングバス
第2780地区では、神奈川中央交通との協力の下、ポリオ根絶活動の広告が大きく表示されたラッピングバスが快走しています。バスの側面と後部、さらに車内には中吊り広告と、まさにポリオ根絶のための特注バスとなって、街を歩く人びとにポリオ根絶をアピールします。詳しくは: https://www.facebook.com/RID2780NOW/

韓国:プロギング&ハイキング&ポリオ根絶
韓国のロータリー会員は、世界ポリオデーに合わせて、ポリオ根絶のための資金調達と認識向上を目的とした「プロギング&ハイキング・チャレンジ」を開始しました。参加者は、End Polio NowのTシャツやバナーを身につけて、5~10キロの距離を好きな場所で歩きながらゴミを拾う活動(プロギング)、または近くの山をハイキングします。
ブラジル:オンライン募金プログラム
ブラジルの会員は、昨年から引き続き、ポリオのためのオンライン募金プログラム「Telepolio」を開催しています。今年は保健の専門家をパネリストに迎え、ワクチン接種の重要性やブラジルでの状況について話し合います。また、地元ジャーナリストによる証言を含む、ポリオサバイバーの声を紹介し、著名人がポリオキャンペーンへの参加やロータリーへの寄付を呼びかける様子も放送されます。今回はブラジルで初めて体操でのオリンピックメダルを獲得したレベッカ・アンドラーデさんのほか、ロータリーのリーダーも多数登場します。司会は人気歌手のミシェル・テロ氏です。
イタリア:Run for Polio
今年もまた、9月19日に開催されたローマ・マラソンで、第2080地区の会員ランナーがポリオ根絶のためのファンドレイジングを行いました。ロータリーのガブリエレ・アンドリア氏(ガバナー)は、「End Polio Now」Tシャツを受け取ったバージニア・ラッジ・ローマ市長やロータリー会員とともに数キロを走りました。現在までに、ポリオ根絶活動への42,000ユーロの寄付誓約が行われています。この活動では、マラソンに参加する会員がファンドレイジングページを開き、ポリオ根絶の支持者がオンラインで寄付を寄せることができます。
オーストラリア: ポリオ根絶「共に歩こう」プロジェクト
10月1~31日、メルボルン市内のロータリークラブは、10~50kmの距離を歩いたり走ったりしながらポリオ根絶のメッセージを発信し、募金活動を行います。どこに住んでいても、どんな体力レベルの人でも、ポリオ根絶のために共に歩きます。関心のある人は誰でも簡単にオンラインで登録でき、チームを結成したり、各自のゴールを記録してリーダーボードに載せることができます。
フランス:インクカートリッジでポリオ根絶
昨年、ペイ・ド・ラ・ロワール地域とドゥーセーブル地域のロータリークラブは、ポリオ根絶のための募金として、空のインクカートリッジを集めるプロジェクトを開始しました。今年もフランスとベルギーのクラブに回収箱と宣伝ポスターを配布して実施しています。回収されたインクカートリッジは、地元の協力団体によってリサイクルされ、その収益がポリオ根絶活動に充てられます。ポリオ根絶と環境保護の両方を兼ねた活動です。
ドイツ: 一つのチューリップの球根 = 1服のワクチン
2020年、ドイツのロータリークラブとローターアクトクラブは、ポリオ根絶の募金活動として、チューリップを販売するプロジェクトを開始しました。このキャンペーンは大成功を収め、12万個以上の球根が植えられました。今年もチューリップ・プロジェクトが行われ、10万個の販売を目標としています。球根が売れるごとに、ポリオの予防接種が可能になり、リスク下にある国での保健インフラを推し進め、ほかの疾病への対応にも役立てられます。販売されたチューリップの球根は、ドイツ全土のロータリアンやローターアクターによって植えられます。

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