家庭内暴力への取り組みがクラブを変えた

寄稿者:デイビッド・ハーモン(オーストラリア、Ballina on Richmondロータリークラブ会長)

過去10年間、多くのクラブが経験してきた会員数の減少に歯止めをかけるには、会員や地域社会を巻き込むに足りる大義名分が必要となります。そこで私たちのロータリークラブは、3年前に座談会を開き、地域社会に真の変化をもたらす課題を特定しました。それが、家族内暴力・虐待に取り組むプロジェクトです。このプロジェクトを開始後、会員数は31人から76人に増えました。

オーストラリアでは、家庭内暴力がニュースで取り上げられることが多く、社会問題化しています。非常に重要な問題であり、重点的に取り組むべき問題であることは明らかでした。

クラブはまず、町の目抜き通りを閉鎖し、”Break the Silence and End the Violence”(沈黙を破り、暴力を終わらせよう)というスローガンを掲げて平和的行進を行いました。2019年の最初の行進では800人の参加者がありました。2020年はコロナ禍のために中止せざるを得ませんでしたが、今年は11月19日に再び更新を実施することを計画しています。

また、”Love Bites”という教育プログラムを高校で実施するための交渉、計画、資金援助を行いました。このプログラムは、若者が人間関係において適切かつ尊重される行動や態度を学ぶことを目的としています。生徒たちは、インタラクティブなセッションに参加し、自分の権利と責任、そして虐待関係に陥った場合の支援の求め方について学びます。

私たちは、初期段階から働きかけることで、人びとの意識や行動に大きな変化をもたらすことができると考えています。

また、イベントや特別な機会を利用することも必要です。今年、オーストラリアとニュージーランドは、それぞれの国でロータリー創立100周年を迎えました。当クラブと近隣地区の協力クラブは、ロータリー創立100周年記念行事のバトンリレーを、家庭内暴力・虐待の問題と結びつけて実施できると考えました。

このリレーは、会員がクラブの枠組みを離れて地域の人たちと交流する機会となり、家庭内暴力・虐待への強い非難を込めた確固たるメッセージを伝えるものでした。この活動は、これまでにないレベルでメディアの注目を集め、ロータリーの重要性について地域社会での認識を高めました。

当クラブの会員は、メリット、妥当性、目的、そして価値がある目的をもっています。世界中のクラブにもできることがあります。会員や地域社会の関心を高めるために必要なのは、「心に響く」取り組みを行うことです。

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