寄稿者:ニコラス・ボルツ(東京広尾ロータリークラブ)
皆さんももう何度も耳にし、実際に感じていることと思いますが、2020年は私たちが知っていた生活が一変し、色々な側面で変化(特に悪い面での変化)があった年でした。
しかし、少なくとも一つは良いことがありました。私のクラブが、東京の中心部にある多くのトーストマスターズクラブの一つとパートナーシップを開始したことです。私たちのクラブ、東京広尾ロータリークラブは多国籍の会員が所属するクラブで、コミュニケーションは主に英語です。この意味でも、東京アメリカンクラブトーストマスターズ(TAC)は、私たちにとって完璧なパートナーです。双方のクラブの会員が以前から知り合いというケースもあり、互いに国際的なコミュニティの中で活動してきました。

数回の会合を通じ、お互いについて知り合い、大都市東京でどんな活動ができるかについてアイデアを交換することができました。トーストマスターズは、プレゼンテーションやスピーチを「マスター」する団体です。一方でロータリーには、奉仕プロジェクトや支援を必要とする人たちへのサポートという強みがあります。この二つの団体が力を合わせることに大きなメリットがあるというのは明白でした。
12月に互いの会合に参加した後、トーストマスターズの代表者が私たちの奉仕プロジェクト「Run-for-the-Cure」(乳がん撲滅運動のためのランニングイベント)に参加してくれました。

さらに、トーストマスターズの皆さんが、私たちロータリアンが支援するCanadian International Schoolインターアクトクラブに対し、スピーチの上達法を指導することに同意してくれたのです。
2021年3月15日には、ロータリアンのグループが、トーストマスターズクラブが主催するWorld Speech Day(世界スピーチデー)のイベントに参加しました。
私たちのパートナーシップはまだ始まったばかりです。今後、東京においてより大きなインパクトをもたらしていくために、草の根レベルで協力できる可能性が多くあると確信しています。
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