バーチャル社会見学

コロナ禍から育む奉仕

寄稿者:佐藤弥生(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ、社会奉仕委員長)

プロジェクトのきっかけは、当クラブの社会奉仕委員からのメッセージでした。その方は熊本県芦北町で「あしきた・まちのこども園」を運営しているのですが、7月豪雨の被災で子どもたちの当たり前の生活が困難になった、とのことでした。

メッセージには、「子どもたちに会員の仕事を見せることで、将来の夢や希望につなげてもらいたい」との思いが綴られていました。

メッセージを拝読し、2020-21年度のテーマ『ロータリーは機会の扉を開く』が私の脳裏に浮かびました。「機会の扉のロックを解除しよう!」 私はそう思い、こうしてバーチャル社会見学プロジェクトが具体的に動き出しました。

この社会奉仕プロジェクトでは、自然に恵まれた芦北町では体験したり目にしたりすることが少ない職業をオンラインで紹介し、子どもたちの未来をより広く拓くことを目的としています。

多様な職種の中でも「子どもたちに分かりやすい職場を」と考え、スチッタ会長エレクトのお店「スリランカ料理カムカム」から、スリランカやその料理について紹介することにしました。当クラブの次期会長であるスチッタさん(Suchiththa Gunasekara)は元米山奨学生で、米山親善大使に就任されたこともあります。

ZOOMとYouTubeを使うことで、クラブ会員はレストランやこども園を含むどこからでも参加し、園児たちと交流できます。クラブはまた、当日までにスリランカの雑貨(象のキーホルダー)と地球儀をこども園にプレゼントしました。

スリランカを堪能する子どもたち

当日は、スチッタさんのパワーポイントを使用してスリランカの話を園児たちに伝えました。この中にはスリランカの子どもたちの動画や昔話もあります。

スチッタさんと会員の娘さんが民族衣装を着て子どもたちに披露。子どもたちもスリランカと日本の国旗が入った手旗をつくり、互いに旗をふって友好を築きます。

初めてのテレビ通話で自分が映るたびに大喜びの子どもたち!変顔をしたり、「イストゥティー!」(ありがとう)と大きな声で言ってみたり…なんだかソワソワ。カメラでレストラン内部やメニューを見せると、「カレーだ!」「食べたいーー!」とおおはしゃぎ!!

ほかにもスリランカの昔話を読み聞かせたり、民族衣装を紹介したり。子どもたちはとても集中して見ていました。

最後は「ふるさと」の歌のプレゼントで終了となりました。あっという間の30分で子どもたちは「もうおしまい?」と残念そうでしたが、知らない国の文化に触れて興味をもてたようです。

今後の活動

本プロジェクトは、長期的な活動として、今後もクラブ全体で取り組んでいきます。次回は「あしきた・まちのこども園」の保護者にもご参加いただき、お子さんの様子を見てもらいます。その後、芦北・人吉復興支援としてほかの児童施設にも活動を広げます。目的は、「地域に元気を与える・子どもたちから勇気をもらう」ことです。

また、大分大学附属中学のインターアクターと「こども園」をつなぎ、多様なジェネレーションの交流を促して新たなイノベーションとします。スリランカの日本語学校とオンラインでつながり、現地の子どもたちと交流し、数年後には子どもたちがスリランカでホームステイし、リアルに交流できるでしょう。

私たち、2720 Japan O.K. ロータリーEクラブはweb上で運営しています。だからこそ、オンラインを活用した奉仕に取り組めたのだと思います。

新しい時代への大きな転換期に、次世代を担う子どもたちに伝えていく役割が私たちロータリアンの努めだと、子どもたちの輝く笑顔から感じ取れました。

関連情報
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