環境を守る鍵はモチベーション

By ドミニク・ハンドルフ(ドイツ、Nürtingenローターアクトクラブ副会長)

私たちのローターアクトクラブでは、世界中のクラブで植樹へのモチベーションを高めてもらいたいという思いから、“Treety of Generations*”というプロジェクトを立ち上げました。
*編集者注記:“Treaty of Generations”(世代の協定)を、木(Tree)のトピックに合わせてもじった表現。

まず、環境問題に関心を寄せる海外のクラブを探しました。Cumbayáローターアクトクラブ(エクアドル)とMOP Vaishnavローターアクトクラブ(インド)とのパートナーシップを築いて試験的に活動を開始しました。その後、各タイムゾーンの会員からなるボランティアチームを編成し、毎週オンラインで会合を開きながら、順調にプロジェクトを進めました。

次の課題は、世界中のできるだけ多くのローターアクトクラブに参加を呼びかけることでした。私たちは“Think globally, plant locally”(グローバルに考え、ローカルで木を植えよう)というキャッチフレーズを掲げ、ほかのローターアクト会員にも協力してもらいながらロータリーの新しい重点分野「環境」の認識向上に取り組みました。

結果として、新型コロナ流行の中でも1500本以上の木を植えることができました。2020年の春と秋に2回の植樹を行い、春の試験期間を経た後には海外の友人にも参加してもらいました。新型コロナのせいで植樹が困難となる場合もありましたが、モーリシャスやシエラレオネなど、多くのクラブが植樹に参加できました。アフリカでは、私たちの活動に賛同した人がファンドレイジングを企画し、ココナッツの木30本を寄贈してくれました。

活動の様子はすべてWhatsAppとリンクトインで紹介し、毎週の電話会議や会合の結果も公開しました。インスタグラムにも写真を投稿し、3週間で獲得したフォロワー数は500人に上ります。

現在は、ロータリーまたはローターアクトにおけるさまざまな賞にこのプロジェクトを推薦することを予定しています。これによって多くの人に知ってもらい、ボランティアの増加や資金援助につながれば、と考えています。

私たちの活動に関心のある方は、リンクトインインスタグラムでご覧ください。このプロジェクトでは、国際ロータリー職員の方々(Molly Friendさん、Erika Emerickさん、Zuhal Sharpさん)にもプラットフォーム構築のアドバイスをいただき、とても感謝しています。

私たちは、次のステップを心待ちにしています!

>> ロータリーの新たな「環境」の取り組みについて

4月22日のアースデイに向けて準備をしましょう。アースデーは、地球の環境保護に関心を寄せ、一緒にソリューションを考え、行動する日となります。クラブで実施されている環境保護の取り組みをロータリーショーケースでご紹介ください。】

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