未曽有の事態が世界を襲った2020年も終わろうとしています。コロナウイルスの世界的流行によって私たちの日常がすっかり様変わりをしただけでなく、世界中で多くの方々が命を落としました。この場を借りて、亡くなれた方々やそのご家族に哀悼の意を表します。また、見えない敵と毎日のように闘う医療従事者やエッセンシャルワーカーの方々にも、深くお礼申し上げます。

来る2021年は少しでも明るい兆しが見える1年となることを、誰もが願っていることでしょう。ロータリーボイスは2021年も、ロータリーファミリーによるさまざまな活動を紹介し、皆さまにインスピレーションを与えるようなストーリーを発信してまいりますので、引き続きのご愛読をお願いいたします。今回は、2020年に発行された記事の閲覧数トップ5をまとめてご紹介します。
1.新型コロナウイルス流行の中でロータリーに参加しつづける方法
コロナ禍で直接会う例会や行事が開催できない中、オンラインを通じてさまざまな方法でロータリーに参加し続ける方法を紹介。利用できるツールやリソース、マローニー元会長からのビデオメッセージ、そのほかのヒントなどが満載です。
2.できることをできる限りする ~Web例会のススメ~
第2720地区熊本北ロータリークラブは、「今、自分たちができることを、できる限りする」を合言葉にこれまでもさまざまな活動を実施してきました。直接会うことができない状況の中で、オンライン例会を積極的に行い、色々な使い方も模索。その経験から「Web例会のススメ」という資料も作成しました。
3.コロナウイルスに打ち克つための3原則
2019‐20年度第9212地区ガバナーのジョー・オティンさんが、コロナウイルスによってもたらされた世界的な危機を乗り越えるシンプルな3つの原則を紹介。第一:この疾病に最も影響を与えるのは一人ひとりの行動、第ニ:感染曲線を平らにするため政府の取り組みをサポートすること、第三:希望のメッセージを人びとに伝えつつ、みんなが力を合わせてこの難局を乗り越えなければならない。
4.私が寄付する理由
アフリカ初のロータリー平和センター(ウガンダのマケレレ大学)の設立を大きく支援された坂本精志さんへのインタビュー記事。この平和センターのために25万ドルをご寄付されただけでなく、第2760地区からの寄付25万ドルのマッチングを実現されました。日本における寄付の文化を育てたいという熱い思いが伝わります。
5.「四つのテスト」は他人を判断するための道具ではない
「四つのテスト」の捉え方について意見を掲載した記事。「四つのテスト」は他人を判断するための窓ではなく、自分自身の考えや行動の鏡であるべきであると述べています。「四つのテスト」をできるだけ多くの人に学んでもらう必要性を強調しています。
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(執筆担当:アンドリュース信子)