「学友参加推進週間」に寄せて ~ブリタニー・アーサーさんとのインタビュー~

10月7~13日はロータリーの「学友参加推進週間」です。世界中のロータリー学友による活動にスポットライトをあてるほか、ロータリークラブが地元の学友とのつながりを深め、一緒に協力する機会をつくるきっかけとする週間でもあります。

学友のひとつであるローターアクターにとって、2019年は重要な年になったと言えるでしょう。4月に行われた規定審議会で、ローターアクトがRIに正式加盟することが認められました。これにより、ローターアクトの立場が向上し、ロータリーからローターアクトへの支援が強化されることとなりました。

今回のブログでは、元ローターアクターで、現在はロータリーで活躍する若きリーダーであり、日本在住のブリタニー・アーサーさんに、これまでの経験や今後ローターアクトに期待することなどを伺いました。IMG_7458

Q: まずは、日本との出会いについて教えてください。どのような経緯で日本に住み、仕事をすることになったのですか?

私の日本との最初の出会いは、1998年、小学校で受けた日本語の授業でした。先生が黒板に自分の名前を漢字で書いたのを見て、私も漢字が書けるようになりたいと思ったんです。そこから沢山のことがあり、今日本に住んでいる経緯はとてもここでは説明しきれないものではありますが、その中には、東日本大震災を東京で経験したこと(ビルの20階にいました)や、ロータリー国際親善奨学生としてのドイツへの留学なども含まれています。そして私は今、最先端の方策とテクノロジーを駆使し、クライアントが新しい製品やサービスを開発し、企業内のイノベーション文化を成長させるお手伝いをする会社を運営しています。この仕事でここまで達成できたのは、ロータリーとの関わりがあったからこそだと思っています。ロータリーは私自身を人として、ビジネス人としても成長させてくれたのです。

Q: ブリタニーさんはローターアクトで大いに活躍されましたが、ローターアクターになったきっかけは何ですか?

IMG_6842国際親善奨学生としてドイツで学んだ後、ドイツに残ることを決心したのですが、自分が心置きなく活動できる仲間が必要でした。それが、ベルリン・ローターアクトクラブだったんです。ローターアクトクラブの活動を通じ、新たなコミュニティへ奉仕することができただけでなく、人としても、職業人としても成長することができました。


Q: 現在、ローターアクトやロータリーでどのような取り組みや活動に取り組んでいますか?

現在は、ベルリン・インターナショナル・ロータリークラブ会員です。でも、今は日本に住んで仕事をしていますので、日本のロータリーファミリーと関係構築をしていく時が来ていると思っています。

Q: 日本のローターアクトクラブやローターアクターと活動した経験はありますか?

特に具体的な活動ということはないのですが、これまでロータリー国際大会で、多くの活発な日本のローターアクターたちと出会ってきました。国際大会は世界中から集まるロータリーの仲間に出会うことができる絶好の機会だと思います。

Q: 4月の規定審議会で、ローターアクトによるRIへの正式加盟が認められました。このことは、ブリタニーさんにとって何を意味しますか?

構造的なレベルで変革を試みることは重要ですが、もっと重要なのはそれを本当に実施することです。この正式な変更がクラブレベルにまで達し、真の意味での変革につながることを心から期待しています。

Q: これから先、ローターアクトはどのように成長していけると思いますか?

ローターアクトは歴史的に見て、ロータリーよりも変化に開放的で、適応力があると思います。ロータリーでよりも、ローターアクトにおいてより早く変革が起こる可能性があるかもしれません。例えば、「地区」という組織を考えてみましょう。このグローバル経済において、ローターアクターは学業、仕事、家族やパートナーの都合などで常に動き回っています。まさに「グローバル」な存在なのです。一つの場所に何十年も留まる可能性が少ないことを鑑み、複数のローターアクトクラブを渡り歩いて活動してきた会員でも、リーダー職に就くことができるようにするなど、根本的な構造改革が必要だと思います。

Q: ローターアクトも含め、世界中にロータリーの学友がいますが、学友とロータリークラブはどのように協力していけると思いますか?

学友が再びロータリーと関わりをもちたい、ロータリーに参加したいと思うようにするには、ロータリアンからの2つの支援のステップが必要です。

  1. 学友のロータリーへの関心に再度火を灯す:これは通常の例会で達成できるものではありません。地域社会で活動するプロジェクトやクラブの行事などに積極的に学友を誘いましょう。
  2. 学友がロータリーに参加できる新しい方法を取り入れる:毎週の例会には参加できないかもしれませんが、クラブの次の奉仕プロジェクトに参加したいと考えているかもしれません。また、クラブで何らかの役職に就くことは難しいかもしれませんが、さまざまな場面であらゆるサポートを提供できる場合もあるでしょう。

Q: ブリタニーさんにとって、「ロータリー」とはどんな存在ですか?

私にとってロータリーは「家族」です。

ブリタニー・アーサーBrittanyArthur_Blue
オーストラリアのメルボルン出身。2005年以来、日本で国際ビジネスの発展に携わる。Swinburn大学から国際ビジネス、関西外語大学から日本語の学士号を取得。日本学生支援機構(JASSO)ならびにロータリー財団奨学生。

現在の仕事は、日本で、人材とイノベーションが大きく成長できる職場環境をつくる手助けをすること。Design Thinking Japanという会社を立ち上げ、考えを同じくする人たちと交流し、アイデアを交換しているほか、国際ロータリー関連の活動に積極的に参加。

自らの仕事と同じように、ロータリーへの情熱を深く持ち、現在はベルリン・インターナショナル・ロータリークラブ会員。元ロータリー財団奨学生(スポンサークラブ:Cheltenhamロータリークラブ)、ベルリン・ローターアクトクラブ元会長、国際ロータリーの若いリーダーと学友参加のための合同委員会元副委員長を歴任。2012年にベルリンで行われたロータリー研究会で各種委員会を組織。地区やゾーンの大会で学友について講演したり、ワークショップの進行役を務める。また、アトランタのロータリー国際大会で講演したほか、トロントでの国際大会では司会進行役を務めた。

在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所のメンバー。

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(担当:アンドリュース信子)

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