By バリー・ラシン(2018-19年度RI会長)
時間はあっという間に過ぎ去りました。2018-19年度を終えた今、これまで共に達成してきたことを振り返りたいと思います。
会長に就任したとき、私は一連の目標を掲げ、世界中のロータリークラブにご協力いただけることを願いました。そのうちの1つがローターアクターの倍増です。
私自身、お願いするにしてはかなりの内容だと思いましたが、単なる「増強」ではなく「倍増」としたのは、具体的な達成ラインを示したかったからです。ただし、結果的にどのような達成内容になったとしても、それは大きな意義をもつと私は信じていました。
果たして結果はどうなったか。2018年7月1日から2019年6月24日までに、世界で1,148のローターアクトクラブが新設され、24,254人のローターアクターが新たに誕生しました。現在もこの数は上昇しており、私は感動しています。
年度を通じて、ロータリアンの間でもローターアクターのパワーと潜在力に対する認識が高まりました。ローターアクターの参加と発言を奨励していく上で、多くの方にご協力いただきました。
もう一つ重要なこととして、2019年規定審議会でローターアクトクラブを国際ロータリーの加盟クラブとして認める重大な案件が採択されました。これによって奉仕のパートナーとしてのローターアクターの存在を引き上げることができると信じた私は、この案件を強く支持しました。この決定を土台として、ローターアクトはロータリーの重要な一部として、独自のユニークさを保ちながら大きく成長していくでしょう。
世界中のローターアクターの皆さんへ:多くのローターアクターにお会いでき、私は本当に嬉しかったです。年度を通じて皆さんからインスピレーションをもらい、私の意欲はぐんと高まりました。55カ国を訪問し、いずれの場所でもローターアクターのエネルギーと熱意を感じることができました。この1年間で起きたことは、楽しい思い出としていつまでも私の心に残るでしょう。お会いすることができなかった方々については、いつかお会いするチャンスが巡ってくることを願っています。皆さんのご活動に感謝いたします。そして、ロータリーファミリーの一員としての今後の旅路におけるご活躍を祈っています。
インスピレーションをありがとう!

モザンビークにて。
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