ロータリーと女性(パート3)

寄稿者:西村明美(神崎ロータリークラブ)

ロータリーに入会して8年目だった昨年度(2018‐19年度)、クラブ会長という役柄をまさしく自分の干支のごとく猪突猛進しながら果たすことができました。

私が所属する神埼ロータリークラブは、生粋の九州男児で成り立つ、いわゆる受けた盃は必ず返す強者ぞろい。そんな中に仕事がらみで入会させていただいたのが運の尽き。いえ、その真逆で運が付き、善きことが雪崩のようにやってきました。

女性会員の増強 まずは娘の入会から

予想だにしないとはまさしくこのことかと思った出来事は、娘による私が経営する会社への転身と神埼ロータリークラブ入会でした。高校から親元を離れ14年、同僚との結婚が決まり、当然東京に住むのかと思っていましたが、結婚式は佐賀で挙げると言い出して、その式場で「母の会社を継ぎます」と宣言した娘。

2018年06月19日交替会06

新旧交代式で新会員の挨拶をする娘

奇しくもその式を挙げた同じ場所で、2カ月後、クラブの新旧交代会が開催され、新会員として強者ぞろいの年上の男性の前で挨拶する娘を目にして、自分が信じてきた感覚が共有できる大人の嬉しさを感じました。

9月、当クラブが支援する少年の「居場所づくりプロジェクト」がロータリー財団地区補助金事業として承認され、9月24日、吉野ケ里歴史公園にて開催されました。佐賀県警本部の少年サポーターを中心に地区や地元大学生のボランティアと協力し、澄み切った秋空の下、ミニ運動会・バーベキュー・勾玉づくり体験を通して、悩みを抱える少年たちと心を通わせ濃密で有意義な時間を過ごしました。

2018年09月23日居場所づくり92

吉野ヶ里歴史公園にて参加者全員の集合写真

後日に開催されたロータリー財団セミナーで、娘は地区補助金事業報告としてパワーポイントを使いその時の様子を時系列にまとめたものを私に代わって発表してくれたのです。パソコン操作もおぼつかない私にとってはまさしく救世主でした!

最近、神埼ロータリークラブの男性会員の中で、葦のような柔軟さと強さを持った気鋭の若者弁護士が自分の職業を生かし、県内の同業者有志と子どもシェルターを立ち上げようとしています。シェルターを作ること自体が目的ではなく、子どもを社会の中でしっかり守るための手段として、そのうえで支援が必要な子どもたちにどう寄り添うことができるのかを考え、シェルターが一人でも多くの手助けになればと考えています。

娘も含め、こういったアグレッシブな若い世代の会員の息吹をロータリーの活動に吹き込み、クラブを活性化していく。その橋渡し的な役割を娘は今後、ソーシャルネットワークを利用して、共感できる人材探しに注力したいと張り切っています。

ロータリーの原点を巡る9日間の旅

近年、ロータリーの実践活動が徐々に変化し、人道的奉仕活動に多くのエネルギーが割かれる時代になってきました。その是非を問うつもりはありませんが、ロータリーの活動の原点はどこにあるのかを常に思い起こすことは大切だと思います。この度、あるご縁を通じ、佐賀南ロータリークラブの駒井パストガバナーに声をかけていただき、4月29日~5月7日の9日間、シカゴ・ロータリークラブへのメイキャップから始まり、ワンロータリーセンター、ポール・ハリスの眠るマウントホープ墓地、カムリーバンクやキングストーンにあるシェルドンの住居・シェルドンの眠るモントレポス墓地などを巡る機会に恵まれました。

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シカゴ・ロータリークラブへのメーキャップ(写真左が著者)

仕事に追われた日本ではとてもこんな日々は送れません。ワクワク・ドキドキするような新しい発見、非日常の連続でした!目で見て、触れ得たそのすべては私の体に中に入り、これまでのロータリー観に、合わせ鏡的なマニアックな1点物アイテムが追加された気がしました。帰国後、最後の会長卓話で報告の時間をいただきました。

人生の一部となるロータリー

晴れて?会長という役目を終えた私は、体のいたるところから幸せオーラが出てしまっていたと思います。恥ずかしいけれどそれは有難いことだと思います。

よく考えてみればロータリーというものは生活にどうしても必要なものではないかもしれません。でも、そういったものが心に作用することがあります。朝、目覚めたときに最初に目にするアート、起き上がって足の指先が最初に触れるラグの感触、コーヒーを入れる道具、朝目覚めてから寝床につくまで、自分の家で愛しいものを見て、触れ、使うことがその日1日をどれほど心地よいものにしているでしょう。それをふと実感するたびに、一見不必要と思えるものが、自分というものを形作っているかもしれないと思うのです。

この1年間、思いがけない人たちとのご縁、出来事、体験をさせていただき、改めてロータリーとの出会いに感謝!今後もこのワクワク感を持続させていきたいと思います。不思議なものでロータリーというものは8年という歳月をかけて、経年変化しながら私を形作るパーツになりつつあるようです。

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