すべてのウィスキーにはストーリーがある

Niemzblogheroリューディガー・ニームズ
モントゼーランド・ロータリークラブ(オーストリア)会員

ロータリー入会に誘われたのは、卓話をしたときではなく、ウィスキーのテイスティングを行ったときでした。

ウィスキーにはまったのは、ジャーナリストとして頻繁に旅をしていたときのこと。私は当時、海外の国を紹介する番組の制作に取り組んでいました。収録と編集は夜遅くまで続き、それからバーで人と会い、ウィスキー片手に会話を始めるような感じです。ウィスキーは、酔うためのものではなく、刺激的なライフスタイルを送るための一つの方法です。

いろいろな場所でいろいろなウィスキーに出会い、ある時、ウィスキー試飲会の司会を依頼されました。私はフードサイエンスの修士号をもっていたので、酒と食に関する歴史と社会学について詳しく調べました。そして知ったのは、すべてのウィスキーにはストーリーがある、そして、すべてのチーズにもストーリーがあるということです。

人生とは面白いもので、自分の限界を定めることはできません。ジャーナリストは常に舞台裏に目を向け、何かを見つけようとします。そこから新しいアイデアや考え方を知るのです。私は哲学の修士号ももっていますが、哲学者とジャーナリストは似ています。両者とも人生への好奇心がありますからね。

ロータリーの楽しさは何かというと、本当に素敵な人たちと出会えることです。みんなが異なる背景や経験をもっており、私は心底、刺激されます。

世界的な視野をもつ、っていいですよね。自分の考え、自分の宗教、自分の国だけに執着してジリジリと後退してしまう人が多いこの頃、人に冷たい政策が国家や国際レベルで目立ちます。そんな時代のもう一つの選択肢が、ロータリーなんです。

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