「つながる」要は 19の同好会。

寄稿者:RI第2650地区
    京都南ロータリークラブ
    小川 秀明

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97歳と39歳をつなぐ

今年度、創立65周年を迎えた京都南ロータリークラブは、最年少会員39歳、最高齢会員97歳の会員数250名のクラブです。250名の会員と三世代が同居しているような年齢構成ですから、例会だけでは、なかなか会員同士の親睦、意思の疎通が図れません。そこで、世代を超えて、より関係を緊密にしてくれているのが、19の同好会です。ほかのクラブにも同好会はあるでしょうが、我がクラブらしい同好会をいくつか紹介させていただきます。
※京都南RCの同好会一覧は下記URLを参照ください。
http://rcks.gr.jp/dokokai/index.html

野球をする会も、後援する会もある。05

まずは、野球後援会。もちろん野球同好会もあり、ガバナー杯でも毎年優秀な成績を残しています。その野球同好会を応援する同好会です。試合の応援はもちろんですが、試合後の祝勝会を開催するなど、野球をする会員もしない会員も一堂になって、野球談義からロータリー談義で盛り上がっています。また、試合中の好プレーや珍プレー等々はカメラ同好会のメンバーによって後日に例会時に展示されることもあります。

日本酒を堪能。

また、日本酒を楽しむ会、「朱雀会」という同好会もあります。当クラブ最大の会員数を誇る同好会です。毎回、100名を越える参加者がおり、最近では担当幹事が会場を探すのに苦労しています。この会では、毎回違う日本酒を楽しみながら、胸襟を開いて、ホンネのトークがあちこちでされています。03

飲むばかりじゃない。ダイバーの会もドライバーの会も。

このような紹介をしていると、京都南RCの同好会は宴会ばかりと思われますが、いやいや、マリンスポーツを楽しむ「サウス・マリンクラブ」やクルマ好きが集まった「SOUTHERN WIND AUTOMOBILE CLUB」などもあります。共通の趣味、あるいは興味のある会員が参加して、ダイビングやウォータースポーツを楽しんだり、ドライブを楽しんだりしています。16

ご夫人も参加。

また、「南墨会」という書道の同好会があり、高名な書家の先生を毎回お招きして書道を習っています。この会には、会員のご夫人も多数参加されており、毎年、年末家族懇親会の会場で各自の作品を展示し、会員・ご家族に観ていただいています。そのほかにまだまだ、ゴルフ同好会、囲碁同好会等々ありますが、会員が各自複数の同好会に所属しているのも、他のクラブにない特徴かもしれません。14-e1549295677747.jpg

「つながる」強さは、同好会があればこそ。

250名の三世代同居で、ともすれば世間一般で言われているような、世代間での行き違いや、断絶が起こるかもやですが、わがクラブでは世代間の意思疎通もバッチリです。例会だけではなかなかそうは行きませんが、やはり各同好会活動が果たしている役割は大きいと思います。65年のクラブの伝統なども自ずと若い会員に脈々と引き継がれていっているようです。また退会防止に非常に繋がっているのが同好会活動です。08

「つながる」強さを発揮するのは、、、

最後に、なんといっても大きな力を発揮するのが、クラブとしてここ一番の大きな事業を行うときです。少々スロースタートではありますが、目標に向かっての一致団結力は凄いものがあります。次回、この力を発揮するのは4月18日、世界文化遺産である元離宮二条城で行われる創立65周年記念式典・祝宴です。

同好会活動での親密さが、例会時における活気につながり、クラブの活気・活力の原動力になっています。

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「つながる」要は 19の同好会。」への1件のフィードバック

  1. はじめまして令和寺子屋を見ました。私は、福島県伊達郡川俣町の社会福祉協議会で生活支援体制整備事業で生活支援コーディネーターをしています。菅野美佐江です。地域づくりの参考になりました。子供のころから考える機会をつくれたらいなぁとおもいました。高齢者が人口の約半分で
    もっとつながりについて考え、住み慣れた街で元気に生きて行く事を子供たちにもかんがえてもらえたらと思いました。お知恵を頂きたいです。すみません。

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