国際協議会に参加して

寄稿者:四宮孝郎(第2660地区ガバナーエレクト、大阪西南ロータリークラブ)

2016年11月、ガバナーノミニーデジグネートに指名された時には遥か先のことと思っていた国際協議会。ロータリーでも重要なこの研修行事に、1月13日から1週間参加してきました。

rac参加分科会

ローターアクターも参加した分科会にて

13日に空路でサンディエゴに入り、全世界200以上の国と地域から538地区のガバナーエレクトとパートナーが一堂に会し、いよいよ協議会がスタートしました。夕刻より歓迎レセプションが開かれ、同期ガバナーエレクトと顔を合わせたときには、少なからぬ興奮を覚えました。その余韻と翌日のRI会長テーマ発表への期待感に胸を膨らませながら初日が終了しました。

2019‐20年度のテーマ

翌14日午前の本会議にていよいよ会長テーマが発表。

『Rotary Connects the World』 “ロータリーは世界をつなぐ”

このテーマは恐らく世界中のロータリアンの心にそのまま響くテーマではないでしょうか?ロータリーが誕生して113年が経過する今、ロータリーは多彩な人びとをつなぐ組織として成長しています。それを改めて認識させてくれる言葉であると感じました。テーマスピーチにはマローニー会長の気さくで優しい人間性が溢れ、『アロハ クラス』(マローニー会長年度の国際大会がハワイのホノルルで開催されるため)と名付けられた全世界の同期ガバナーの絆がより一層深まったような気がします。capture

会長テーマが発表された本会議を後にし、分科会の部屋に移動すると、会長テーマに基づいた様々な資料、備品が配られており、その中の「ワークブック」「ロータリー賞冊子」を用いて、9回の分科会と3回の本会議に参加しました。分科会で使用されるこのワークブックは、年々改良されて作成されたもので、非常によくできています。これを活かして我々に知識を与え、意欲を掻き立てていただいたのは、研修リーダーとそのパートナーの尽力に他なりません。恩師である研修リーダーとパートナーにこの場を借りて深く感謝いたします。

ローターアクターとの交流 未来のロータリーに向けて

この協議会においての特色として印象深かった最大の要素は、ローターアクターが全世界から60名参加したことだと言えるでしょう。ロータリーファミリーの一員として共に研修を受けることの意義を大いに感じされられると共に、お互いに素晴らしい刺激を受けたことで、今後のロータリー・ローターアクトの活動がより一層充実したものになると確信しました。

同期ガバナーエレクトやローターアクターとの研修を終え、1月19日に帰国しました。全世界から集まったガバナーエレクトはそれぞれの思いを胸にホームタウンに戻ったことでしょう。そして、この協議会にて得た『つながり』をそれぞれの地区における活性化に大いに役立てようと固く決意しているに違いありません。

7月1日から始まるガバナー年度、『Rotary Connects the World』を実践し、その成果がロータリーの発展につながることを、心から祈ってやみません。

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関連記事/リソース:
>>世界をつなぐ
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国際協議会に参加して」への1件のフィードバック

  1. 四宮ガバナーエレクト、国際協議会、ついこの間のことなのにお写真懐かしく拝見しました。夢中で過ごした5日間でした。これから「アロハクラス」の一員として、このテーマのもと皆さま方と歩んでいきたいです。安間みち子 第2620地区ガバナーエレクト 浜松ハーモニーロータリークラブ

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