ポリオサバイバーの実話を描いた感動作 9月7日に全国ロードショー
運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。ところが、出張先 のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく――(引用元:KADOKAWA)
英国のポリオサバイバーの実話を基にした感動的な映画『ブレス しあわせの呼吸』(原題『Breathe』)が、今年9月7日に日本全国で公開されます(配給元KADOKAWA)。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』でゴラム役を演じ、最近では大ヒット作『ブラックパンサー』に出演した俳優アンディ・サーキス。本作で監督デビューを飾ったサーキスさんは、ポリオ撲滅活動「END POLIO NOW」も応援しています。
主演は『スパイダーマン』『沈黙』などで知られ、『ハクソーリッジ』でアカデミー賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールドと、『ザ・クラウン』でエリザベス女王を演じてゴールデングローブ賞を受賞したクレア・フォイ。さらに、『ダウントンアビー』『パディントン』のヒュー・ボネヴィル、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』のトム・ホランダーなど、実力派俳優が勢ぞろい。
英国プレミアで監督と主演俳優が語った本映画への思いをこちらの記事でご覧ください。
日本でかつて「小児まひ」と呼ばれていた「ポリオ」。1980年を最後に日本で野生型ポリオウィルスによる発症は出ていません。現在は、ジフテリア、百日ぜき、破傷風と並んで四種混合ワクチンに含まれており、若いお父さんやお母さんなら「ポリオ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。しかし、「ポリオ」がどんな病気なのかを知る人は多くありません。
『ブレス』は、そんなポリオの恐ろしさを、勇気と感動のストーリーを通じて伝えています。ロータリアンにとっても、多くの人にポリオを知ってもらうまたとないチャンスです。
ご家族やご友人と一緒にぜひ『ブレス しあわせの呼吸』をご鑑賞ください。また、10月24日の「世界ポリオデー」に向けて、地元の映画館でチャリティー上映会や認識向上のための鑑賞会など、ポリオ撲滅のためにクラブや地区でのイベント実施をご検討ください。
(執筆担当:時山)
【関連情報】
>> 『ブレス しあわせの呼吸』公式サイト
>> 『ブレス しあわせの呼吸』フェイスブックページ
>> 映画『Breathe』 ポリオサバイバーの勇気と感動のストーリー(Rotary.org記事)
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