ハリスが語る「100年後のロータリー」

「私たちの有用性が増すとともにもっと幸せがもたらされますように。ロータリーの100年後は誰一人として想像できません」

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シカゴで法律事務所を開いて間もない頃のポール・ハリス(1896年)

『The Rotarian』誌に頻繁に寄稿をしたロータリー創始者ポール・ハリス。ロータリー創立記念日のある2月によくメッセージを寄せたハリスは、1915年にこうつづっています。「ロータリーは10年の節目を迎えました。私たちの有用性が増すとともにもっと幸せがもたらされますように。ロータリーの100年後は誰一人として想像できません。今やロータリーにとって不可能なことはないのです」

ロータリーは職業における倫理を促し、「幸せを世界に与える力」を示してきたと、ハリスは述べています。倫理を重んじる哲学が事務所や店舗の壁を超えて広がっていると感じたハリスは、「幸せという目標を掲げる、事業と人生における世界的哲学の先駆者」としてのロータリーを思い描きました。

未来は誰にもわからないと認めつつも、不可能を可能とする力をもつロータリーは今後さらに必要とされるだろうと、ハリスは予言しています。

創立10周年を迎えた当時のロータリーは、国際的な組織となってほぼ3年。数カ国に141クラブしかありませんでした。今日、ロータリーには200以上の国と地域に35,000以上のクラブがあります。

今から100年後のロータリーはどうなっているでしょうか?

Harris bird feeder

シカゴにある自宅の庭にて(1942年)

(この記事は2017年2月に英語のブログサイト「Rotary Voices」に掲載された記事からの翻訳です。)

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