寄稿者: パオロ・パシーニ(イタリア、リミニ・ロータリークラブ)
私は、地区国際奉仕委員長をしています。職業では、果物や野菜を仕分けする機械の製造会社で人事を担当するかたわら、精神分析医もしています。
昨年7月、世界各地から私を含む16人のロータリアンが米国エバンストンのロータリー本部に集まり、地区国際奉仕委員長のための特別な研修を受けました。この 3日間の研修で、ロータリー提供のツールやリソースを活用しながら、クラブによる効果的かつ持続可能なプロジェクトを促進するための方法について学びました。
また、地区国際奉仕委員長の重要な責務である、地区リソースネットワークを構築するための戦略を検討しました。地区リソースネットワークとは、ロータリーの重点分野、グローバル補助金、プロジェクト計画などの分野にくわしい、主に地元のロータリアンで構成される人材ネットワークです。ネットワークのメンバーは、クラブや地区が効果的なプロジェクトを立案するための頼れるリソースとなります。
研修を受けた参加者は、自地区のクラブを支援するだけではなく、他地区の委員長にも協力します。私も実際、ここ数カ月で欧州のほかの地区で国際奉仕に関する発表を行いました。
現在、地区内のリーダーと協力して地区リソースネットワークの拡充に努めており、ネットワークのメンバーとなれるような専門知識を有する会員の登録を奨励しています。現時点で、補助金申請、地域調査、監査、ロータリー重点分野などに詳しい29人のメンバーが登録しています。クラブがプロジェクト計画と実施における支援を必要とするとき、これらの人たちの専門知識がとても役立つでしょう。
今後も、専門知識を有するより多くの人を地区内で探していきます。
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