END POLIOへの支援とロータリーの公共イメージ向上

寄稿者:野木秀明(国際ロータリー第2620地区 公共イメージ向上委員長)WPD chikuyakuin_Dist2620 (1)

本年度、私たちの地区(静岡・山梨)は重点目標の1つとしてポリオ撲滅を掲げ、世界ポリオデーに向けたキャンペーンとして「撲滅まで『あと少し』@世界ポリオデー」を企画して、各クラブの活動を促進・支援する計画をたてました。

「END POLIO NOW」はロータリーの活動として地域の人々に理解していただきやすく、他の団体との差別化を最も強調できることから、「世界ポリオデー」のキャンペーンを通じてロータリーの認知度アップを図ることも目的の一つでした。

当初は各クラブがどの程度このキャンペーンに参加するのか心配でしたが、活動の趣旨とキャンペーンの内容を研修・セミナー等で何度か説明したところ、地区内79クラブすべてから活動予定が提出されました。また、活動についての質問が各クラブから公共イメージ向上委員会に多数寄せられ、地区内のロータリアンのポリオ撲滅活動に対する関心の高さがうかがわれました。最終的に世界ポリオデーに向けた活動は70件以上報告され寄付金額は350万円以上となり、キャンペーンは大成功であったと言えます。

WPD Newspaper_Dist2620

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松村友吉ガバナー自らも就任当初よりロータリー活動のPRを積極的に行い、世界ポリオデーキャンペーンに先立ち、静岡県、山梨県の各県知事に対して直接ポリオ撲滅活動への理解と活動支援を要請してきました。この様子が複数のテレビ局で放送され、新聞で紹介されたことも、地区内のクラブが地域活動を行う上で良い刺激になったと考えています。

世界ポリオデーキャンペーンを通じてあたらためて実感したことは、奉仕活動に対するロータリアンの関心の高さと、地域貢献活動への責任感です。このようなロータリアンの信念と日頃の活動をより多くの方々に知っていただくためにも、地区における公共イメージ向上活動としてポリオ撲滅まで『あと少し』の活動を次年度以降も引き継いでいければと思います。

WPD TV news_Dist2620

テレビでも紹介されました

ロータリアン自らが奉仕活動に参加し 広告塔になることにより地域の人々から信頼を得ることが、ロータリー活動を理解してもらう上で最も重要であり、ロータリー公共イメージ向上につながるということを、私自身肝に銘じ、今後のロータリー活動に励みたいと思います。

 

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