寄稿者:福田哲三(名古屋和合ロータリークラブ)
地元市民の皆さんに愛されているロータリーのお祭り、それが「ワールド・フード+ふれ愛フェスタ(WFF)」です。6万人以上が集まる一大イベントで、今回も去る10月22日(土)、23日(日)の2日間、第4回WFFが開催されました。地区内のすべてのロータリーファミリー(ロータリアン、ローターアクター、インターアクター、ライラリアン、米山奨学生、青少年交換留学生、学友等)が一つにまとまる大イベントです。
名古屋市中心部の8,000坪の公園会場に、50以上の外国料理・特産品のブースが立ち並び、都心で週末を過ごす家族連れで大いに賑わいます。また、ステージでは南米アンデスの歌やアフリカのドラム、ブラジルサンバ、名古屋市交響楽団員の金管楽器、インターアクターの演奏、青少年交換留学生の合唱等さまざまな出し物を用意し、観客を楽しませます。
同時に会場内に設置されたジュディ・オングさんのポリオ撲滅の『あと少し』巨大パネルや、40枚以上の大小の広報パネルが来場者たちの目を引き、「知らず知らずのうちに」ロータリーに親近感を持ってもらえるよう工夫しています。こうして『奉仕事業のための資金集め(ファンドレイジング)』を第1の目的として4年前にスタートしたWFFは、『ロータリーの公共イメージの向上』という第2の目的にも大きな成果をあげつつ、すべてのロータリーファミリーの絆を深めながら成長してきました。
今年はロータリー財団100周年でしたので、会場内のいたるところに『祝!ロータリー財団100周年』のサインを掲げ、おまけに『100周年記念ミニSL』も走らせました。また、国際ロータリー本部から正式にライセンス許可を得て『100周年記念タオル』も制作・販売しました。特別参加のゲイリー・ホァン元国際ロータリー会長をはじめ記念タオルを携えたロータリアンたちの満面の笑顔はロータリーのイメージをさらに高めたのでは…と思います!
WFFの収益金は、第1回・2回分をカンボジアで、第3回分はミャンマーでの井戸や貯水槽、トイレの整備といった活動に利用しました。第4回の今回はインドネシアで貧困に苦しむ子どもたちへの教室整備などの教育事業を実施しました。毎回、収益金による奉仕事業をしっかりと実践・報告して、イベントを支えてくれるスポンサー企業の皆さんのロータリーに対する信任を高めるよう努めています。なお実行委員会はパストガバナーを委員長とし、各地区委員会の委員長たち20名強が中心となって運営しています。次回のWWFは10 月14 日(土)・15 日(日)の2日間で開催の予定です。みんなでロータリーを盛り上げるためにも、ぜひWFFに足を運んでください!
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素晴らしい実践活動ですね‼
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