多様性を認識し、尊重する

筆:ロータリー奉仕コネクション担当部 アズカ・アシフ

ロータリーでは、背景・文化・職業の異なる会員が世界中で集まり親睦活動を行っています。お互いの違いを認め、尊重することこそが、ロータリーコミュニティの強みなのです。ロータリアンはお互いの独自な観点や専門知識を生かし、世界で最も切実な人道上の課題の一つ、より平和な世界を実現することに取り組んでいます。

ロータリーファミリーは、時間、エネルギー、そして熱意を持って、地域コミュニティを支援することに尽力しています。奉仕プロジェクト、平和フェローシップ、奨学金、国際交流を通じて、会員は、平和と国際理解を促進するために活動しています。以下にその数例をご紹介します。

  • フィリピンのマリキナ・ロータリークラブは、世界平和を推進するためにアイデア交換を行う平和フォーラムを開催しました。地元のロータリークラブは、ロータリーの独自なアプローチである奉仕を通じ、世界平和をいかに推進できるかを話し合う半日のフォーラムに参加しました。
  • 米国ニュージャーシー州、ブランチバーグタウンシップ・ロータリークラブは、異なる宗教の人びとを夕食に招き、多様性表彰式を開催しました。クラブは、平和を共通の価値観としてもち、礼節をわきまえ、グローバルおよび地域社会の意識向上に努める個人、企業、地域コミュニティ組織を表彰しました。この取り組みにより、コミュニティのリーダーと、ロータリーファミリーが、親善を深め、平和を促進する努力をしています。
  • ドイツのラドルフツェル・ヘガウと、トルコのイスタンブールシスリのロータリークラブが提携し、音楽の大学留学生交換制度を提供します。クラブは、国際・文化交流や相互理解を促進することを目的としており、留学生は、国際的言語である音楽を勉強し、留学中、それぞれの国や文化を理解し、国と国の隔たりを埋め、新しい友情を生み出そうとしています。
  • トルコのブルサ・ウルダグ・ ロータリークラブは、トルコの最も貧しい地区の一つで500人の恵まれない子どもたちが犯罪に手を染めないように、音楽教育を推進しようとしています。クラブは、子どもたち一人ひとりに楽器を提供し、音楽センターを設立したいと考えています。このセンターは、音楽を学びたいすべての子どもが差別なく利用できます。この音楽コミュニティの一員になることによって、子どもに帰属意識、自尊心や自信が生まれます。
  • インドでは、 ムソーリ・ロータリークラブが、瞑想の会を開催し、精神的、肉体的に日々のストレスに苦しむ人びとに瞑想がどのような効果をもたらすか、基本的な概念を話し合いました。

2 月はロータリーの「平和と紛争予防/紛争解決月間」となっており、世界平和促進のために行動する絶好の機会となります。ほかのクラブや地区の奉仕プロジェクトからヒントを得るため、平和と紛争解決について、ストーリー(成功例)をお読みください。また、ロータリーショーケースにご自分のクラブのプロジェクトを掲載したり、My ROTARYのフォーラムでディスカッションにもご参加ください。以下の欄から、平和と紛争解決について皆さまのご意見もご投稿いただけます。

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