新たに引っ越してきたAさんは、地元の新クラブに創立会員として入会しました。クラブが2年目を迎えると、次年度のクラブ会長が配偶者(夫)をよく例会に連れてくるようになりました。この次期会長は、クラブのウェブサイトとメディアを担当する会員に不満を抱いており、自分の夫を名誉会員にして、夫にウェブサイトとメディアを管理してもらうようにする考えをクラブ理事会に持ちかけました。
この次期会長の夫は、ロータリーに入会して正会員となることには関心がないと明言しています。Aさんは、名誉会員という栄誉をこの人に与えることについて、クラブの理事と話をしてみました。この理事によると、次期会長の夫を名誉会員にするのは、ウェブサイトとメディア担当会員にクラブを退会してもらいたいからだというのです。正会員を辞めさせることへのクラブの意図を知ったAさんは、このことにショックを受け、地区ガバナーに知らせました。しかし、ガバナーは驚くこともなく、クラブに決定権があることをAさんに伝えました。
こんなとき、あなたならどうしますか?
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日本の常識では考えられない、もう一度理事会で手続き要覧をよく読み解決するのがよいのではないでしょうか。
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