RCCとともに地元のニーズに取り組む

筆:ズハール・シャープ(RI職員)

ロータリー地域社会共同隊(RCC)は、ロータリークラブ会員以外の人びとが、ロータリーの取り組みに賛同し、地域社会のためにボランティア活動をするグループです。RCCメンバーは、ロータリークラブと協力して、地元のニーズに取り組みます。ロータリークラブによるスポンサー(提唱)があれば、先進国、途上国、都市部、農村部など、どこででもRCCを結成することができます。また1回限りのプロジェクトのために結成されたり、継続的に問題に取り組むために結成されるRCCもあります。

ロータリーでは毎年、ロータリー地域社会共同隊(RCC)の提唱クラブを対象にアンケート調査を行っています。この調査からは、RCCのメンバーや活動について、またロータリークラブとの協力状況について貴重な情報が得られます。

2013年と2014年に実施されたアンケート調査の結果(ハイライト)を以下にご紹介いたします。新しいRCCの結成を検討する際にご参考となれば幸いです。

  • RCCは、ロータリーの6つの重点分野すべてに関連するプロジェクトを実施しており、中でも、「経済と地域社会の発展」「基本的教育と識字率向上」に関するプロジェクトが多い。
  •  RCCメンバーの90%近くは、18~44歳。その32%は、18~34歳。
  • 男性メンバーの方が多いRCCは全体の45%、女性メンバーの方が多いRRCは39%、男女同数のRCCは16%。
  • 80%のRCCは月に1度会合を開いている。
  • ロータリークラブが募金活動を担当してRCCプロジェクト資金を寄付することが多い一方、RCCメンバーは寄付より自分の時間を捧げてボランティアすることが多い。
  • 提唱ロータリークラブのほとんどは、会員の知り合い(最も多いケース)、ニュースレター/ウェブサイト、地元メディアを通じてRCCを推進している。
  • 76%の提唱クラブ会長は、RIがRCC会長やほかのRCCメンバーと直接コミュニケーションを取るべきと回答。
  • 75%の提唱クラブ会長は、RIがRCCの成功例を紹介することで、提唱クラブを支援できると回答。
  •  86%の提唱クラブ会長は、RCCのための資金集めや募金活動に関するアイデアを求めている。
  • 提唱クラブ会長の多くが、素晴しい活動を行っているRCCをRIまたは地区が表彰すべきと回答。

各年のアンケート調査結果は、。また、RCCの提唱方法については、ロータリーのウェブサイトをご参照ください。

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