3月22日の「世界水の日」を控え、水にちなんだロータリーの関連情報をご案内させていただきます。世界各地のロータリークラブが水と衛生についての活動に取り組む中、今年は、人びとに安全な飲料水、適切な衛生環境、十分な食糧、エネルギーサービスを提供するために活動しようと国連が呼びかけています。
「ロータリーショーケース」では、水不足、水確保を妨げる諸問題、衛生問題に取り組むクラブのプロジェクトをご覧いただけます。
英国の2つのロータリークラブは、マダガスカルのクラブと協力し、ロータリー補助金を申請して、アナラマンガ地域の村にきれいな水を提供するプロジェクトを行っています。地元の人とも協力し、浄水施設を設置・維持するための研修も実施しました。
- ニカラグアで水を介して伝染する病気を減らすため、米国オレゴン州のロータリアンがニカラグアのロータリアンと手を組み、浄水フィルターを設置しました。さらに各家庭を対象に衛生トレーニングを行い、浄水を使うことの重要性や衛生習慣について説明しました。
既に完了したプロジェクトのほかに、ideas.rotary.orgからは、現在進行中の活動を閲覧し、支援が必要なプロジェクトを探すことができます。
エジプトのヘリオポリス・ロータリークラブは、アルアドレー(Al Adly)村の住民3,000人に浄水設備を提供するため、ロータリー補助金を一緒に申請する協同提唱者を探しています。
- ウガンダのカヒヒ・ロータリークラブは、ビショップ・コーンボニ(Bishop Coomboni)大学に浄水システムを導入するため、ロータリー補助金の協同提唱者となるクラブや地区を探しています。プロジェクトの計画や支援方法は、こちらからご覧ください。
水関連の新しい活動を始めたり、既存のプロジェクトをぜひご支援ください。以下のようなことから活動を始めてみませんか?
行動グループと協力する:水と衛生に関するロータリアン行動グループ(WSRAG)に連絡を取って、進行中の水プロジェクトについて尋ねたり、プロジェクト実施のための技術ガイド(英語、スペイン語、ポルトガル語)を取り寄せることができます。5月30日(水)にはシドニーで「Wasrag’s 2014 World Water Summit」を主催するほか、シドニー国際大会中はワークショップを開催して、水・衛生問題の情報交換やネットワークづくりを行う予定です。