年末年始は、家族や友人と過ごす時間を楽しむ時期であると同時に、恵まれない境遇にある人びとを思いやり、援助の手を差し伸べるよい機会でもあります。
ロータリーファミリーは、この時期に人びとの暮らしを少しでも明るいものにしようと、特別な活動を実施しています。以下にその例をいくつかご紹介します。
フィリピンのMetro Roxasロータリークラブでは、2007年以来、地元の非営利団体と協力し、病院、学校、ショッピングセンター、公共行事の会場などを訪れ、経済的に困っている人々に、本、おもちゃ、文房具を配っています(詳細)。
- インドのMumbai Lakers ロータリークラブは、2013年10月、身体障害者を支援しているMBA財団のケア施設で、子どもたちのためのデワリ(光のフェスティバル)パーティーを開き、そこでは、子どもたちがロータリー会員と一緒に歌ったり、手品や光のショーを楽しんだりしました。
ヨルダンのAmman Petra ロータリークラブと、Anman East ローターアクトクラブは、ムスリム教徒が一カ月間、日の出から日没まで断食を行う「ラマダーン」(2013年は7~8月)の期間中、低所得世帯に360箱の食料品を配布しました(詳細)。
皆さまのクラブでも、ロータリーのプロジェクト支援情報ツール、ideas.rotary.orgで支援できるプロジェクトを探してみてはいかがでしょうか。このウェブサイトには現在、支援を必要としている35を超えるプロジェクトの情報が掲載されています。この中から2つご紹介します。
- インドネシアのBali Lovina ロータリークラブは、これまで数年間、借りたスペースで運営されてきた幼稚園の本校舎を建てるため募金を集めています(詳細)。
- 南アフリカのJohannesburg New Dawn とMorningside 二つのロータリークラブは、2014年4月、ロータリーによる人道的奉仕活動に対する人びとの認識を高め、南アフリカ各地の学校に多目的運動場をつくるため、恒例の9日間自転車レースを実施します。
世界各地の地域社会を支援する皆さまからのご寄付に深く感謝するとともに、皆さまのご健康とご成功を願っております。